2007年5月のエントリー

松岡さんの仔犬

放送作家の松岡さん、家の中でまったく気がつかずに
仔犬の足をドアに挟んでしまい骨折させちゃったそうな。

ギプス姿が痛々しい。
包帯の色がピンクで悲しい。
顔にウラミが出てないからなおいじらしい。

JAPAN

あるビルのエレベーターに乗ったら、
「5F、6F、7F~MICHIKO KOSINO JAPAN」
と、表示されていました。
友人と一緒だったのですが、それを見ながら私が
「私も名前の下に、JAPANつけようかな。」と
言ったら、その友人が笑うより先に
たまたま隣に居合わせたOL風の女性が
先にブホッ!と吹きだしました。
MICHIKO SHIMIZU JAPANの
初仕事、これで終わりました。

「社会的に功績のあるもの+国名」=しっくりくる。
なのに、
「社会的に別にそうではないもの+国名」=面白い
ようですね。
ネコJAPAN、ヒモパンJAPAN、など。
逆に言えば自分の名前や会社等の名前のあとに
JAPANを置いてみて、おかしいかどうかで、
社会への貢献度が見えてきます。

夜行列車

いつか女友だち同士で乗った夜行列車の旅が、
何度思い出しても、かなりよかった。
一緒にその旅に行った、もう一人の友人なんか、
そのあと単身で、再び
「夜行列車に乗るのを目的に」旅に出ました。
彼女の行動力に軽く嫉妬しました。
それにしてもなにが、あんなに
そしてどこが、よかったのか、
と、ぼんやり考えていたのですが。
最近私は気がつきました。
「寂しさ」がいいのでは。
と。
寂しさと、堂々と、でも仕方ないからサ~、
ってな感じで、長時間ちゃんと向き合える状況って、
実は日常あんまりないみたいなんですね。

だって寂しさからは普段、逃げたくなるじゃないですか。
「私?ぜんぜん寂しくないよ?」
って言いたくなる。。

けれど、寂しさには正直、なんとも
漫然とした魅力が底深くあるみたい。
ホントはあなたにめちゃくちゃひたっていたい。
でもいざとなると、会うのが怖い。
嫌われたりしたら本当にこわい。
なんだか恋愛のようですね。

大阪

大阪御堂会館に来てくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
アメリカ村の老舗タコ焼きをいただきました。
お返しに、今にも咲きそうなアマリリスをどうぞ。

GAME

ゲーム番組で、めずらしく
「こんだけ活躍したのに?!」と、
疑いたくなるような自分の結末に笑えました。
明日、日曜夕方日テレの「ロンQ」。
笑いの神、いましたね~、とアツシ
くんに笑われました。
よかったら見てね。
今日はこれから出勤です。
行ってきま~す。

浜松

ライブに来てくださった浜松の皆さん、
雨の中、ありがとうございました。
生しらす丼、テレビでは知ってましたが、
生まれて初めて口にし、超おいしかった。
お返しにウチのワニの写真を
ご賞味ください。

アビ、うしろー!

特注ドア

リビングからテラスに出られるネコ用のドア。
網戸の下の部分に、いつでも通れるドアを
職人さんに特注。
私も甘いです。
しかし、その職人さんも猫好きみたいで、
「しーあわせなネコちゃんだねえ~
おう、おまえか~い」
と、ニコニコ言ってくれました。
ネコもわかるのか、
(おじさま大好き)、とばかりに接近していました。

夜、オットと下北沢の古本屋「十二月文庫」で
待ち合わせ。
この素敵でせまい店内には、ギリギリ状態で
喫茶コーナーがあるのですが、
ここで煎れていただく珈琲がおいしい。
本の匂いと深い珈琲の香りって、もうひとつ何かが派生
するかのようです。

70年代を特集した雑誌を買ったら、なんと
大瀧詠一さんと内田裕也さん同席という
ロック対談を発見。
すごい組み合わせ。
先日名古屋のホテルのテレビで見た、
長渕剛さんとピーターバラカンさん
の並びに勝るとも劣らず、です。

自分のバカ

スタジオで、ある方に自分のCDをさしあげました。
「CDよかったら。こないだ出したんで。」
と言おうとしたところ、
ちょっとあがってたのか、
「CD、よかったんで」
と、言ってしまいました。
帰りに(自分で誉めた、最悪)と、
顔が赤くなりました。

MGM

友達の犬、とび。
散歩中に見つけたんだそうです。

映画のオープニングみたいですね。

悪いやつ

ああ見えて結構カラスは頭がいいんだそうです。
本当に脳みそが大きいらしいですよね。
猿のそれと同じくらい、とテレビでも言ってました。
こないだ雑誌を読んでいたら、
「寝ている鹿の耳の穴に、カラスがくちばしで
小石をどんどん詰めて行く写真」
というものがありました。
何匹も被害にあってるんだそうです。
頭にきながらも、笑いました。
なぜそういうことをする。
鹿がとくに何かおまえにしたか。
ただでさえ黒くて悪役みたいな風体なのに、
本当に悪いってどういうことだ。
いつかは私の肩に乗ったしな。
など、言いたいことはたくさんあります。

今日はドラマの収録で、ちょこちょこやってくる
待ち時間に、こうしてブログを更新してみました。

朴葉寿司

写真は高山名物・朴葉寿司です。
おいしーいんだよ。
そうは売られてないし、
ちゃんと本物を作れる人も限られ、
地元を離れた私など、実際は
なかなかお目にかかれません。
寿司めしに、ますとみょうが、山椒、椎茸などの
小口切りがあえてあり、朴の葉で押してあるので、
なんともいい香りがします。
こないだの土曜日に
仕事を兼ねて帰省できたのですが、
家族や友達に会えたり、
おいしい食べ物にも再会でき、
かなり充実しました。

もともと「鮨」というものは大好物なのですが、
日本中の色んな「押し寿司文化」には、なんだか
特別な感慨を抑え切れません。
土地の恩恵。
でもどうも注文する気になれないのが
「ちらし」です。
どんなに乗っかったお刺身が豪華でも、
一度も好きになれたことがありません。
サカナもシャリもどっちもどうでも
いいじゃない!嬉しい!楽しい!大好き!
ワイワイ!イッキ!イッキ!などといった
メッセージしか感じられません。

焼津

静岡・焼津のライブに
来てくださった皆さん、
本当にどうもありがとうございました!
帰りに黒はんぺんとビール、
デザートに麩まんじゅうを食べました。

全国ツアースタートIN名古屋

名古屋市芸術創造センターを皮切りに
全国ツアーがスタートしました。
来てくださった皆さん、
ホントにありがとうございました!!

美しい恐怖

放送作家・松岡さんちの子犬。

家にきたばかりだとか。羨ましい!
ちなみに、こんな箱がついてきたそうです。

犬もかわいいですが、アナウンサーの奥様も超・美人。
社会のマナーをきちんと守りたいタイプの奥様は、
先日電車でこんなことをなさったそうです。

座った隣の人のイヤフォンから漏れる音が
あまりにうるさかった。
で、どうしたかというと、その方の耳から
片方のイヤフォンをスッとお抜きになり、
シィッ、と指を口元に立てながら
ニッコリうなづいたのだとか。
背筋も凍るような恐ろしい話を、
にこやかにされました。
絶対、気をつけよう、と思いました。

表札美人

先日、ドアホンが鳴ったので、
「はーい」と出た私。
モニター画面に見たことのない、
でもセールスではなさそうな女性が。
ちょっとこわがってるような。
(ファンを自称する人では?!)
と、とっさに思いました。
なので、冷静に対応。
女性はパクパクしながら続けました。
「ああ、あ、本当にいきなりで申し訳ありません。
あのう、今、すぐそこを通ったのですけど、
お宅様の表札のデザインが大変素敵で。」
「はあ」
「どちらでお作りになられました?」
だって。
え?、、えっとー、、。
と、どうも思い出せない私。
「わかりません、忘れてしまいました。
ごめんなさい。」
と言いました。
「いいんですいいんです、
ただ、あまり素敵だったから。」とおっしゃるので、
なんだか朝からいい気持ちになりました。

あとでオットに聞いて思い出しました。
数年前、なかなかこれ!という表札がなく
探してたら、友だちが大阪のそういう会社を
見つけてくれ、インターネットで注文したのでした。

どこを誉められるかわからないもんですな。

私の戦い

私の愛読書に、
山本益博さんの「東京1000円味のグランプリ」
というランチ本があります。
いつも車に置いてあって、ヒマができたら、
おいしそうなお店に行ってみると。

で、神田の中華料理屋さんへ行きました。
「冷やし中華の原点」、と書いてありました。
神田って、おいしそうな店がいっぱいですね。
ここに向かう途中も、何度か後ろ髪を
引っ張られました。
三人で行き、それぞれ三種類の冷やし中華を
注文したのですが、

どれも2~3人前くらいありそうなボリューム。
最初はきゃっきゃ言ってたのに、
後半、みんな無口になってました。
もう少しだ、、、。
みたいながんばりです。
いったい何と戦ってるのかわかりません。
完食しました。
勝ったのです。
ダイエットしているのに。

南伸坊さん その2

私が20代のころ、池袋の西武で
「パロディ講座」という半年間の催しがありました。
私はお惣菜屋さん(Pate屋)でバイトしながら、
(自分の書いた作品が評価されないかな)
などと思いながら、電車で通っていました。
講師は毎回変わるのですが、
実際行ってみたら、講師はどうやら
シロウトの作った作品など
興味もなさそうでした。当たり前ですよね。
自分の経歴などを語って、終わり。

しかし、一度南さんが講師という日が
ありました。
その授業こそがやっと、
「授業料、高かったけど、ここに通ってよかった!」
と、思える日でした。
なんと、ずうっとモノマネしてくれるんです。
いっさい笑いについての講義もなく、
難しげな分析もない。
むしろ一番ふざけてた授業。
でもその時私は、「笑い」っていう、
「実態もなく、はかなく一瞬で消えるもの」に
何が一番大切か、みたいなものだけ見えそうでした。
実践しかないのですね。


しかもその授業が終わった時です。
南さんは、
「なんだかあんたたち、暗いねえ?」
などと私たちを笑い、そのあと
「お茶でも飲むかい?」
と、ニコニコ誘ってくれたのです。

男女合わせて10人くらいいた、私たち生徒は
コーヒーをごちそうになりました。
この日の事、私はきっと忘れないだろう、
と思いました。
見習いたいとは思うのですが、
「見ず知らずの複数の人間をお茶を誘う」
って、なかなかできないもんですよね。
顔以上にでかい人だなあ~。

南伸坊さん

お昼ごろ、南伸坊さんから電話がありました。
なんと、「こないだ見たミッちゃんのライブが面白かったから、
7月の最後のヤツ(よみうりホールのライブ)を
ツマにも見せようと思ったんだけど、
さっきツマがチケットぴあに走ってったら、
完売、って言われちゃった。
あの、なんとかなる?」
とのこと。
ありがたき幸せ!マジで?わ~ん。
チケット買ってくだすった皆さん、
本当にありがとうございました!

「あなたがたの分なんざ、とっくに私、
おさえてありましたよ。」
(ずっと前にもう一度見たい、
という意味のことをおっしゃってたんです)
と言いました。
南さんというお人柄、
「こうなりたい大人」のNO.1。
顔はでかく、シセイは小さく。
あ、あんまりほめてないか。

鎌倉とアサリ

光浦靖子さんと鎌倉ロケへ。
「あっ!」と驚かれ、
「清水さん、耳きれいっすね-!意外!」
と言われました。
耳を誉められたのは人生初。
鎖骨や耳など、どうでもいいような
ワキ役ばかり誉められても。

それにしても鎌倉で見た景色は
うらやましかったなあ!
飼い犬率が高い!
そして散歩する場所が海岸のせいか、
人間も犬もキラキラして、
見ているこっちが幸せになってきます。
しばらく、自分を散歩している他人に
オーバーラップさせて、犬との関係を楽しみました。
犬は「言葉が聞こえる動物」
な、気がします。
それはイトイさんのHPのせいです。
犬が歌いそうな曲や、ことばが
つらつら想像されて出てくるのでした。

夜はなんだか料理が作りたくなり、
「オリーブオイルでにんにくと
生姜を炒めたところへ、
アサリを入れて、塩とトマトで味付け」
という長いタイトルの料理を、
適当に作りました。

何も知らずに盗撮される光浦さん。

じろじろ

平野レミさんにお会いしたら、
やせててびっくり。
と思って聞いたらば、
別にやせたのではなく、黒柳さんから聞いた
美容法(両手で、ぐいーっと頬の筋肉を上に上げる)
で、顔だけがやせたのでした。
「効くんだね~!」
と言いながらみんなでじろじろ。
そして実践。

ビバリーで、のこいのこさんの
「パタパタママ」をなぜか今頃
モノマネ熱唱しました。

勝ち誇った気持ちで
声を強く前に押しながら
歌うのですが、
私がやると悪夢のようです。

EGUMIのMEGUMI

夕方、食卓に「わさびの茎」という
新顔の野菜を登場させました。
私も初めて調理したのですが、最近どうも、
昔からあったような顔をしたジミーな野菜が、
八百屋さんにどんどん並んでいます。
このわさびの茎、なんてのもそうです。

飲み屋なんかでは確か、一度くらい
会ったことがありました。
その時はお互い
「あ、ど-も。ヨロシク」みたいな。

あっちも遊びみたいだったから、
こうして家の中にちゃんと来られると
あ~、アタシたちマジつきあうのかな、って感じです。

アクが強いから、二人でソッコウお風呂入ったり、
塩でもんだりして。
最後シメに鰹節をサッとかけたところで
彼も「覚悟できた」らしい。
ケジメ、みたいな?
名前をちゃんと言ってもらって、
家族に紹介しました。

出だしは、誰もあまり口をきかなかったんだけど、
そのうちに「まあ、いいんじゃない?」
みたいになって。
今後も、そんなに毎日はアレだけど、
たまに、ちょっとだけだったら、アリ。
みたいな風に、マジなりました。

でも、夏になったら、また彼のほうから
急にどこかにフラリと消えたりなんかして、
いつもみたく別れてしまうかもしれないけど。

春先の出会いって、マジ
そういうしょっぱいところだけ、
えぐみが残るよね。
なんて思ってたんだけど。

でも、
「そんならEGUMIに、
アンタの名前の頭文字「M」をつけてごらん。」
って、アイツが言ってくれて。
泣けて仕方なかったっす。

気持ちのいいあくび

きのう、Pate屋の林さんらと一緒に、
お台場・ノマディック美術館で
「グレゴリー・コルベール写真展」
を見てきました。
「どうやって撮ったの?どうやったら可能なのか?」
などと思ってばかりいました。
本当に不思議です。

頭の中に脳内モルヒネだかアルファ波だかが
出まくるからか、すっかりとろーんとしてきました。
そのせいか、会場を出てからあくびを連発している人も
多かったような。いいあくびだと思いました。

映像も見所のひとつなのですが、
ただ、日本語ナレーションだけが
ぜんぜん聞き取れなかったのが残念でした。
いい声出しすぎなんです。
笑ってしまいました。
自分の声に酔ってしまうというのは、
フシギと男性のほうが
多いような気がします。

永遠の死語?

「愛」という言葉は誰もが好きなのに、
「愛してる」、という言葉、実際に
使ってるヒトっているのかな?
どうしてもセリフ以外では
正直、ヒキます。
大人になったら使うんだろう、と
思っていました。
言われるかもしれん、とも思ってました。

しかし、実際にはどこか「ヨソイキ言葉」
なんでしょうね。
ありえない、、、。
あでやかすぎる、、、。
歌の歌詞や、ドラマの中でしか
生きられない言葉のような。
口にしたとたんに、ぱあっとちってしまいそう。
生活の中ではちょっと空気清浄機が
欲しくなります。
言いたい、言われたい、ままでいる
憧れの死語なのではないでしょうか。
なんて、もし使ってたらごめん。

小池A子さんからもらった「友達の犬」。

この方になら言えそうですね。

初鮎

こないだ、家を出たとたん、すごいイキオイで
男性が近よってきて、いきなり
パパパッと写真を数枚撮られてしまいました。
あっというマ。
びっくりしました。
しかし、なぜ?
(ゴミもちゃんと出してるよな。
税金・風紀もだいじょうぶ、だよな。)
などと、写真週刊誌ネタをちょっと
チェックしてる自分が情けなかったです。

しかも、
(口紅くらいしてりゃよかった)
と、あらぬ方向まで
くやまれました。

友人の誕生日。イタリアンレストランで、
鮎・筍のグリーンソース。

ふりかぶったか!

また阿川さん、レミさん、和田さん、
三谷さん、サトミちゃん、南さんらとお食事。
私が、「さっきラジオで知ったんだけど、
野球の『ふりかぶって』っていう
意味は、投手の投げるポーズの事なんだってね。
アタシはなんとなく
(個人的な思いなどをふり切ってがんばる)
ってな意味かと思ってた。」
と言ったら、
みんなで「当たり前じゃない!」と
言われるのではありませんでした。

なんとこのメンバー、野球音痴だらけ。

AMAZING

スミレが咲きました。

同様メールを数通いただきました。
矢野顕子コンサートで、ご本人が
「清水ミチコさんがいてくださることは、
嬉しいを通り越して、誇りです。」
と、おっしゃったそうなんですね!
ものすごくうれしかったです。

私の部屋に転送されてきたメールを読んだ時、
もう何があってもいい!
と、よろめきました。
ガッツポーズというより、
ひざを抱えました。

矢野顕子さんは嘘を言わない
お人柄なので、
本気にしていいんだな、
って思うことにしました。

「あ~矢野顕子みたいになりて~」、と
高一時代からついきのうまで
強く願ってきたので、
いただいたメールは、
特別な意味なのです。
本当にありがと~!

プライズ

ニッポン放送
「清水ミチコのミッチャンインポッシブル」が、
「ギャラクシー賞・奨励賞」を受賞したそうです。


相方の飯田くん(25歳←老け顔)と。

 

ゆうべはめずらしく
しゅ~んと落ち込んでたので、
なんだかなぐさめられたかのよう。
「苦あれば楽あり」という言葉は、
「苦労すれば、必ずいいことがあるさ」
という楽観的な意味なのではなくて、
「人生いつだって両方とも、ふいにやってくる。
ジタバタしたところでしょうがない」
という意味なのかもしれません。
そうとらえると、今までのジンセイ全てが
しっくりくるのです。
いつだって悲しみよこんにちは、
くらいに思っていられれば
おおむね、なんとかなるんじゃないでしょうか。
明日はどっちだ!

コンフィダント

土曜日、光浦靖子さんと
お芝居を見に行ってきました。
三谷幸喜さんの「コンフィダント~絆」。
面白かった~!
息もつかせぬ勢い。

著名な画家の、若い頃の話。
個性的な4人のうち、
一人はゴッホという天才。
もう一人スーラは、その天才性を知って
ジレンマに。
ゴーギャンは、その天才に愛される。
シュフネッケルという男だけ、
天才に気がつかないほど、
絵の才能はないが、、、。
という大筋。

ところで、光浦さんは
コメントがいつも的確で短く、おもしろい。

「あたしゃ、いつだってスーラだなあ。
シュフネッケルほど鈍感じゃないし」
と言ってました。
そんな風に考えるのか、、、。
私は舞台を見ながら、
(ストーリーをまわす、堀内敬子さん役で歌ってみたい、
なんなら劇団四季に入りたかった。
ほう、じゃあライオンキングの
格好がまじめにできるのか?笑わずに。
できないなあ。ほらみろ!)
など、自己を問い詰めながら見てたので、
意表をつかれました。

あと「だいたい芝居って、一瞬は必ず
眠くなるときがあるんだけど、
一度たりとも眠くならなかった」
とも言ってましたね。

先月、私のライブに来てくれた時は、
(なんて言うのかなあ)、と思ってたら、
「お客さんがこんなにいるのに驚いた」
だそう。
意表つくわねえ。

なんだかお芝居にやたら泣かされたせいか、
朝までぐっすり寝ました。
涙は身体に眠りを誘うもんなんですかね。