先週お目見えの
クリスマスツリー。
やはり季節ものは
出す時が楽しい。
レッドソックスの岡島選手と番組でご一緒。
私は完全な野球音痴なので、
(決して失礼のないようにしよう)
(それには距離をとるのが一番)
そう思っていた矢先、
岡島選手のマネージャーさんが、私に
「清水さん。岡島をよろしくお願いします。」
とニコニコ挨拶なさるではないですか。
「こちらこそ、あの。よろしくお願いいたします。」
などと口では言いながら、
(いっぱいいるタレントの中、なんで私に??)
と頭の上にクエスチョンマークが乱立。
野球が苦手と知ってのこと?
私に岡島さんを頼まない方が
いいんじゃない?
お互い自立した方が、、。
でした。
ところがしばらくして納得。
彼は岡島さんにこう言ったのでした。
「ミチコさんは、中学の後輩なんだ。」
「え、あんた松中?」
と、いきなりタメになる私。
そう聞いてよーく顔を見たら、
よくしゃべってた、
1年先輩のN君ではないですか。
「わからんかったよ!」
と、本当にびっくりしました。
しばらくびっくりしたままでした。
しかしまさに彼ならマネージャー業は
ピッタリ。
中学の時は私に、ビートルズなどの
洋楽のレコードを
「これは聞いた方がいいぞー」などと、
ぽいぽい貸してくれた白い歯のお坊ちゃま。
しかも自宅まで持ってきてくれるという。
後輩にも誰にもやさしい性格なので、
仲良しの同級生のよっちゃんと私は、
彼のことを「王子様」と名づけてました。
おかげでおだやかな岡島さんとも
たくさん話ができました。(野球以外)
世界はせまいね~。
夜、ほぼ日のイベントを見に行ってきました。
山下洋輔さん、タモリさん、糸井さんという
メンバーで、ジャズの歴史をたどるライブ。
疲れが吹っ飛びつつも、うるっときちゃった。
音楽で「せえのっ!」って、いいもんですね。
こんな快感って、ほかにあるでしょうか。
うしろでささえる、ほぼ日のスタッフにも
感心しました。
皆さん、楽しそうに仕事をしてて、
この姿がいつ見かけても同じなのです。
かといって、一生この会社に!
と犠牲を払ってる感じもしません。
スタッフが犠牲を払ってる感を
案外見かけるこの業界だからこそ、
浮いて見えたかもですが。
それにしてもずいぶん、
甘口にも専門的にもよらず、
バランスのうまいこと!(ナマイキ)
と、思ったら構成が高平哲郎さん。
ものすごく納得しました。
ここに限らず、
専門家と、異ジャンルの専門家との通訳が
いつも天才的な方なのです。
10代の終わりのころ、
ファンレターを書いたことがありました。
本気で、弟子になりたい!書かせてください!
と思ってたのです。
方向はダメだったけど(出たがりでした)、
尊敬する気持ちは
決してまちがいではなかった、
やっぱりこの方は凄いのだわ!
と、思えました。
ともかく、ステキな一夜になりました。
ありがとうございました。
ちょっとコマーシャル。
12月25日の深夜に、フジテレビで
私の特番をやってくれるそうです。
夢のような方と連弾できるかも?
とのことで、まだわかりませんが、
実現したら私にはすごい
クリスマスプレゼントになります。
もちろん皆さんともわかちあえますように。
ありがとうインダちゃん。
ジミな芸風を、いつもよう拾ってくれてたのう。
先日、女性お笑い芸人さんたちがウチで
ごはんを食べた話をブロスに書きました。
そのうち立ち読みしてください。
(買ってくれるともっと嬉しいですが。)
来週、月曜日の「ハピふる!」に、
ピンチヒッターで生出演します。
ついさっき美容院で勧められ、つけてもらった
エクステンションに気がついてください。
月曜午後は、映画「サーフズ・アップ」
の舞台挨拶です。
主人公の母親の声優を担当したもんで。
小栗旬さん、山田優さん、そして
秘密のビッグゲストとともに。
この作品は本当に、じーんときながらも
楽しいアニメでしたので、オススメします。
音楽もいいですよ。2回も見ちゃった。
ちなみに私は、ナレーションは得意だけど、
アフレコはお呼びがなくて、これが2作品目。
一度目はアニメ「ちびまる子ちゃん」で、
まるちゃんが本物の山口百恵に
カニ缶とマヨネーズを渡すシーンの、
百恵ちゃん役。
(、、、どうもありがとう)。
モノマネが人の役に立った
最初で最後の瞬間でした。
局の廊下ですれ違ったビビる大木さんに
「聞きましたよ、飛行機で」と言われました。
うれしかった。
聞いてくれるだけでもありがたいことですね~。
これが当たり前にならないようにしよう。
だがしかし。ずうっと昔に、
「そうか、この職業ってお弁当が出るんだなあ。
これがもらって当たり前、みたいにならないようにしよう」
と思っていたのに、つい先週収録で
「この番組ではお弁当が出ません(グルメ番組)」
と言われた時、
(なんでっ!!)と
軽く舌打ちしていた自分に
気がつきました。
慣れるってオソロシーもんですね。
いやしい私。
友だちの芸能人は
「後輩にごはんをおごってあげてるうち、
最近じゃ支払いも当たり前になってきて、
お礼も言わなくなってきた。
お礼をちゃんと言え、
って言うのはめんどくさいもんだぞー。」
と言ってたことがありましたね。
最後の言葉が一番印象的です。
注意するのは、される側よりも
だんぜんめんどくさいですよね。
若い頃にされてきた注意は、本当に
ありがたいことだったんだなあ、と
今になるとわかるのでした。
仕事をして、余った時間に映画に行き、(ボーン・アルティメイタム)
お昼はとてもおいしいお蕎麦をたぐることができました。
そのあとまた仕事に出て、
夕方からクレイジーケンバンドのライブ(横浜)へ。
と、かなり充実したナイスな一日でした。
先月、「徹子の部屋」に出てた浅香光代さんが、
「それでね、そこにいたのがまあ、好いたらしい男でねえ~」
と、おっしゃってたのですが、
「好いたらしい」って表現が私にはとても印象的。
ちょっといいですね。
私は使ったことこそないですが、
さりげなく一度、口にしてみたいものです。
CKBのケンさんこそ、
まわりからもこんな感じに
慕われてるのではなかろうかと
思った次第です。
先日、イトコのコがやってきました。
小栗旬さんのファンだそうで、
「私、今月仕事でご一緒するかもだ」と言ったら
え~!なんでー!と、コーフンしてました。
そのかわりに、でもないのですが、
見たがってる映画につきあってあげました、
クローズZERO。
なぜに今も昔も、男子は戦いに
挑みたがるもんなのか。
頂上を欲しがるのか。
思い出したのは、私の高校時代の
修学旅行の前日。
担任からのくどくどとされる注意が
不思議で不思議でしかたがなかった。
「いいか。おまえら、他校の生徒と
絶対ケンカするな。」です。
これを何度も念を押すんですね。
いったい何をくどくどと
杞憂しているのか野々山先生は。
するわけがない。誰がするか。
意味がわからん。
そして長崎へ着いたとたん。
注意する理由がすぐにわかりました。
他校とケンカしたくてギラギラ同士が
うずを巻いていたのです。
ビバリー放送中に、こんなメールをいただきました。
「JALに乗ったら、機内オーディオで
清水ミチコチャンネルを発見した!楽しみました。」
だって。これが本当のON AIR。
今頃もどこかの空で流れてるのかな。
似てるかしら。
それはきっと大丈夫。
他人の空似と申します。
どうもありがとうございました。
午後、トコロさんの番組の収録中、
ダジャレを思いつき、
けれど自分で言うのはヤだったので、
若いタレントさんに
「これ言いなさいよ、ククク」と
ささやき、3分後に見事にすべらせました。
休憩中、私が
「かわいい子に背後からそっと近づいて
すべらせます。
すべり婆と呼んで下さい。」と
言ったら、アンジャッシュさんが
私に指をさしながら
「あっ!すべらせ婆だ!」
と言いました。
名前変わっとるがな。
という訳で、「JALスペシャル―清水ミチコ」は、
国内便では11月の1ヶ月間、国際便では
11~12月の2ヶ月間聴けますので、
利用される方は是非聴いてみてくださいね!
同時に機内誌「SKYWARD」10月~12月
でも連載させてもらってますので、そちらもよろしく!
たっぷり宣伝してみました。
先週の土曜はコドモの学校の
学園祭を見に行きました。
ぐっすん。ナミダ。
日曜は青山学院大学の学園祭に呼ばれてきました。
みなさん、いろいろ気を使ってくれて(?)
ありがと~。
そういえば、私の同級生のお子さんが
青学の高校に入ったんだけど、
「ここの子供たちは驚くほどの~んびり
してて、あくせく感がまったくないのよ~」
と言ってたのを思い出しました。
そのあと取材を受けたんですが、
なるほどおっとり。
帰り際、くるっと振り向いて
「取材中、何か失礼はなかったでしょうか」
と、まじめに聞かれた姿が印象的。
ないないないよ!こっちが聞きたいくらいだよ!
そういえばここは矢野顕子さんの
母校でもあったんでした。
来てくださったみなさん。
すぐに弾けるんじゃないかな。
などと思って数十年。
耳がいい、と長年おだてられてきたもんで、
そう。今やらないだけで、やろうと思ったら
きっとすぐできる、と思っていたのでした。
クラシックやポップスと違う、ジャズの個性とは
ひとつの曲の中で、お互い自由に演奏するところ。
アドリブ部分。
ここにつきると思います。
主旋律はわかった。
あとはどうやってもいい。
じゃ、ここからはアドリブで、はいっ。
というところ。
今日も練習しててイライラしました。
みんなどうやって自由を勝ち取ってんのかしら。
しかし、かつてこれを相談した光浦靖子さんの
マネージャーさん(偶然にもジャズ研究会出身者)
のありがたい言葉を思い出します。
「慣れですよ。慣れが一番。本当に。
セッションに慣れることができれば、
誰でもぜったい音楽に参加できるんです。」
「本当?じゃコードに慣れたらいつかできるのね?」
と、春先に会った彼のその言葉を信じて、今日も
ずうっと「マイナスワン」のCD
(ジャズのトリオ演奏の、ピアニストの部分を
消してある練習用CD。つまりはカラオケ)
を聞きながら練習している私。
そもそも私は本来無口だったんじゃないか、と思えるほど
言いたい言葉が思いつかないです。
こういう、うまくいかないレッスンの
ローカル番組があってもよさそうです。