2014年4月のエントリー

美術とクマ

昔から映画や
美術館は一人が好きでした。

この「自分とデートする」
ってな感じ、
案外ふだんできない
ことではないでしょうか。

まず、気ままなのもいい。
途中でやめたりするのもできる。
「ねえ、やめない?」なんて言うのは
案外誘うよりも
だんぜんパワーがいるもの。

今日は「風神雷神」を
東京国立博物館まで観に行って
(俵屋宗達、好きだ~)
きました。

あの絵画、めっちゃ気持ちいい
っていうか、面白いよね~。

ついでに、隣の東京都美術館に
寄って「バルテュス展」も堪能。
こっちもなかなか面白かった。

歩いてると
木々の緑が押し寄せるかのようで、
そこもまた上野界隈のよさでした。

無料のコーナーに
「歴史的に人間が描いてきた
クマのコーナー」がなぜかあった。

実はクマも好きな私。

ここに、いかにもついでに、
という感じで展示されてた
「冬のクマの冬眠を
盗撮した動画コーナー」が
かわいかった!

冬はやっぱ寝てばっかり
なんだけど、
(だからウンチも少なそう。)
1~3時間起きてるの。

何をしてるか。

何だと思う?

なんと、ベッドを
より最適にしてるのよ。

たまらんかった。

ポップスのおいしい作り方 2

「TOKYU MUSIC LIVE 2014
矢野顕子プロデュース ポップスのおいしい作り方」

『ポップスのおいしい作り方』をテーマに、
矢野顕子プロデュース、
細野晴臣・林立夫・鈴木茂によるゲストバンド「TIN PAN」、
そして大貫妙子、岸田繁に清水ミチコをゲストに迎え、
各アーティストのオリジナル楽曲やカバー曲を
「矢野顕子流スパイスの効いたアレンジや演奏」で
お届け致します。

2014年6月4日(水)、5日(木)
Bunkamuraオーチャードホール 開場 18:00 開演 19:00
入場無料 だけど 応募抽選制。

天城越え

なつかしい映像がたくさん出てくる
番組の収録がありました。

打ち合わせで、
観たい番組のリクエストを聞かれ、
「ドラマで松本清張さんご本人が
登場するシーン」
と言ったところ。

本番で出してくれました。

私がリクエストしたのは「天城越え」。
出演は大谷直子、佐藤慶、
鶴見辰吾ほか、という名作。
おかしかった。

いや、おかしい、というのは、
失礼なようですが、
松本清張といえば大作家。

ところが、ご自身の書かれた
小説がドラマ化され、
ご自身が登場された時のお芝居が、
とても荒削りというか、
えっ、と驚くレベルの感じ。

むしろ何を言ってるか
聞き取れなくて、
当時、ドラマを真剣に観てた私は
心底驚いたのでした。

「作家だけど芝居もうまい」、なんて
安っぽい感じじゃないんです。
ますます松本清張ファンになります。

この番組では
もっとあるぞ、とばかりに
先生のご出演お宝映像を
出してくれました。
是非観てみてください。


5月10日(土)21:00~23:00
BSプレミアム 「ザ・テレビっ子」

いちいち

生涯でおそらく
一番高い買い物
stainway&sons
のピアノ。
大好き!

グランドピアノは
2代目になるのですが、
ものすご~く気に入ってます。

しかし、欠点は
ちょっとしたペンや紙切れを
落としてしまったら、
専門家じゃないと鍵盤のフタを
開けられないってこと。

なので、何か落としたらいちいち
プロを呼ばなきゃ
いけない。

こないだ、メモ用紙が
入ってるような音がして、
ぞっとしました。

「申し訳ないんですが~、、、。」

と、電話して
メモ1枚のためにわざわざ
大の大人に自宅まで
来ていただきました。

やさしい方でよかった。

なので、ピアノの周辺には
小さい物は置かない。
ボールペンなども、
やたらでっかいのを
置くようにしているのでした。

1404241.JPG

花のボールペン。

靴下くるりんぱ

オットとしゃべってから
寝たせいか、変な夢を
見ました。

階段のところで、オットが
私に声をかけました。
「あ、オレ来週、結婚することになった。」
と言うので
「マジか?おめでとー!」と
言ってから、
「相手は誰だっけ?」
と聞いたら
「くるりのマネージャーだった女性。」
「じゃあ、しっかり者だね。はやく準備するわ。」
と、荷造りをする私。
何を着ようかナ。(どうやら式に出席するらしい)
とちゅうで、
「あれ、ちょっと待って」
と、オットに今度は電話。
「あんたたち、どこに住むの?」
「え?そのままウチだよ」
「あっ、そっか。わかった。」
電話切る私。
(今後はなんとなく居づらくなるかもしれないな。)
と考えて靴下などを
バッグにつめている。
靴下くるりんぱ。

なにこの夢。

ホーミー

知り合いから聞いた話。

「年末の武道館に行ってから、
今までのミュージシャンのライブが
どれも普通に思えて、足が重くなった。」
なんて言ってくれた人がいたそうです。

カンゲキ~!

でも、本当にそれほどの
メンバーでしたよね。

ところで今日は、深夜番組で
いとうせいこうさん、
ユースケ・サンタマリアさん、
田口トモロヲさんの
四人でご一緒しました。

すごい食い合わせだ。
一人一人ベクトルが
別個なカンジ。

途中、なんかの話から
私がホーミーのモノマネしたら、
いとうせいこうさんもできると言い、
そのホーミーがめっちゃ本物で
ビックリした。
どんだけ器用なんだ。
遊びでやってるのに
本当に2声になっていた。

聞けば、実はホーミーの音色に
格別な思いを持った時期が
おありだったのだとか。
私は一回、映画(ラクダの涙)で
面白い!って思っただけだけど、
思いの深さってのは
表現すると溢れ出るもんなんだな~、
そして聞いてる人には
すぐに伝わるもんで、
耳って凄い感度を持つものなんだな、
って、思いました。

ピアノジャンボリー

ピアノジャンボリーという大きな
イベントに出ました。

1404141.JPG

大きな会場、背中にも
お客さんがいっぱい。
360度囲まれて、
まさに笑い声に
包まれました。

1404142.jpg

ウケた~!!
ラブリー!

家に帰って、ふと
思い出したのが
小学生の時。
ウチの実家のお風呂は
1㎝角くらいのの四角いタイルが
一面に張ってあったのですが。

いつもお湯につかるたびに
(なんでかわからないけど、
自分は将来、こうやってたくさんの
人に囲まれる気がする。
なんだろー。)
と思ったことがあったのですが。

その続きが
やっぱり子供です。

(つまり、自分が見られてる。
裸である。って事は。
そうか私は、将来
ストリッパーみたいな
職業になっちゃうのか。
寒いよなあ。
かわいそうだなあ。
イヤだなあ。)

やっぱりちょっと
アタマがいたい小学生
だったんですね。

BOB DYLAN

オットとBOB DYLANのコンサートへ。

なんと
開演前にかかる音楽なし、
ステージには何の飾りもなし、
照明は暗めで、
MCはいっさいなし(アリガトの一言だけ)、
ギター演奏までなし。(ピアノのみ)
なんてコビない人なんだ!

と、ぜんぶないないづくしなのに、
本人の声と身体と魂が
ひとつになったとたん、ですよ。
知らない歌だらけなのに
英語わからないのに
すとん、と腑に落ちるものが
あったんです。
歌ってすごいんだな~!
大事なものだけで
充分なんだなあ~、でした。
そして
あの声量はどこから来るのだろ~。

ところが、左隣のカップルの
男が、大ファンらしいはらしいんだけど、
まるで自分のミウチみたいに、
「あいつじーさんだからな~、笑顔ないのな~」
「インターミッション?しょうがねえ~、
じーさんだからさ~」
「歩き、遅いよね、じーさんだ、やっぱ。」
と、10回ほど連発して、
屈折した謙遜?らしいんだけど
こうるさかった。

じーさんだからじゃないね。
もともとそういう人なんだ!

と、大声で吠えたらどんなに
気持ちよかったか。

でした。

あ。

連続休日ラストの日。
(今日こそもっと味わうぞ~)、
と思ってたのに
原稿の締め切りに、
打ち合わせまでスライド
してきた。
ほぼ休日と違う。

それでも3日間は
休日があったはずなのに
わー、休みだー、などと
うかうか受け身だけでいるから
何もできなかったんだなー。

旅行の計画、友人の誘い
優雅なディナー、特別なことが
何もなかった。

でも、こういうなんでもない日が
実は大好きなんだ~。
小声で叫びたいよ。
平凡最強~。

休日3

つまらなかった。

花粉症が辛いので
薬屋さんで、イチオシの商品を
買いました。

あっ

鼻づまりが治った!

パーッと全身の毛穴が
開くような。
と思ったら、同時に
強い眠けがきました。
ヤバい、、、。
ダルい、、、。
そして
起きたら明け方。

何時間寝てたんだ。

これがホントの
つまらなかった話
でした。

花見

ピアノを2時間ほど
弾きました。

やっぱりこれが一番好きな
趣味だな~。

そのうち、オットと二人で
たまにゃあ花見でも行っか、
となり、ぶらぶら
散歩してきました。

「花見は見た目と違い、
いつも地獄の寒さが待っている」
という事を、今年も忘れていました。
寒、、、、。

地面に座っていた若いグループ。
「寒い!寒い!」と言いつつ
「あついっ!あついっ!」と、
バーベキューに点火しては
失敗してました。
どっち!

結局よさげなお店を見つけたので、
食べて帰ることにしました。
いいお店だった~。

帰りは夕方も過ぎ、
雪のように
風にはらはら落ちてくる桜。
上を見ると月が出てて「お!」
と声が出るほど
きれいでした。

桜って、もの悲しい
美しさがありますねえ。

ああ、4連休もこれで
半分が終わっちゃった。

ゼロ

きのうから4日間の
連続お休み~!

春休みのようなもの。
自分を解放しよう。

きのうの夜にはもう、
自分から親しい友人らを
誘って
「アナと雪の女王」を
見てきました。
泣けた泣けた~。

「泣くという行動はそれだけで
ストレス解消になる」とは
聞いてたけど、ホントだった。
ティッシュが足らない。

「あの歌覚えて
熱唱した~い!」
と言ったら、コドモにだけ
反対された。
「結局バカにされる気がする。」
わかる~。(わかるなよ。)

そして、まったく自由な今日。
したいなあ、と思ってたのが
部屋の掃除。

部屋の掃除だけは
人生のリセットボタンのよう。
忙しいときは
そのまま乱雑に
混んでいる頭の中のようだ。

今日は音楽を聴きながら
丁寧にきれいに
しました。

スカ~。

そして深夜は
知り合いに誘われるまま、
(これも自由なんだよな)
と思いながら
渋谷のクラブに行ってきました。

しかし、そこがちょい
イマイチだったので、
(ケータイをいじる人、
タバコのためだけの人多い。)

「新木場に移動しない?」
と、私らしからぬ
行動に出ました。

こっちはマトモだった。
空気がきれいだし、
大音量、重低音の音楽が
シャワーみたいになって、
自分をゼロにしてくれる
みたいな解放感が
あったのでした。

ああ、休みって
音楽って、
いいもんだな~。
でした。

タモリさん

いいとも最終回。

打ち上げに野沢直子ちゃんと参加してきました。

たくさんの芸能人がいて
盛り上がってたけど、数時間後には、
それぞれ楽ちんでしゃべりやすいグループに
分かれてきたみたいだった。

鶴瓶さんと直子ちゃんと3人で
しゃべった。
鶴瓶さんのあきれた人生。
そのうち、鶴瓶さんと入れ替わるように
「じゃーん」、とタモリさんが
入ってきてくださった。
キャー。
女タモリ感激。
(誰だよ)

どんどん楽しくなってきて、
もう明け方近いというのに
思い出話いっさいなし。

タモリさん
「絶対にやってはいけないネタ」連発。
また汗もかかずにスラーと
どんどんやってくれる。
なぜやるんだ。
あんな凄い本番終えといて。
おかしかったというより
苦しかった。
おなかを抱えて笑う、って
表現があるけど、本当に
いつのまにかおなかを
抱きしめる姿勢になってた。

そこにザキヤマさん。
さっそくタモリさん、私、直子ちゃんで
ザキヤマさんいじり。
「豚疑惑について」のインタビューごっこが
止まらない。

「イベリコに対する嫉妬とかあるんでしょう?」
と聞けば
「そうそう。あの村に生まれていれば、って!
僕、本当に豚じゃないですから!
もういいでしょう?」
えんえん4人で
はしゃいでいたら、
「もう解散ですよ、シメてください。」
と言われ、スタッフにタモリさんが
連行されていった。
もったいないような時間でした。

よく笑ったけど、よく泣いた
一日でありました。

TOKYU MUSIC LIVE 2014

6月4日、5日に
【TOKYU MUSIC LIVE 2014】
として、
矢野顕子プロデュース
「ポップスのおいしい作り方」が
開催されます。

ゲストバンドは細野晴臣さん、林立夫さん、
鈴木茂さんによる「TIN PAN」。

ボーカルとしては
大貫妙子さん、岸田繁さん、清水ミチコ。

一人名前が浮いてる気がしますが、
大丈夫です。

がんばったりしないよう
がんばります。

透明感出せます。

矢野顕子さん、
いつも音も立てず
極端なほどに
実験的ですなあ。