2011年11月のエントリー

しとね

小さいころ、
加山雄三さんの
「お嫁においで」が
大ヒットしてました。

母がふっと
「この歌詞に出てくる
『珊瑚でこさえた』
の"こさえた"ところに、
ザ・東京人を感じる~。」
と言ってて、(母は東京生まれ)
「そうか、こさえたって言葉
使ってるの聞いたことないなあ」と
思ったものでした。

いつだったか、
ラジオのリクエストで
「君といつまでも」が
かかったのですが。
歌詞に出てきたのが

「君は そよ風に 
髪を すかせて 
やさしく この僕の
しとねに しておくれ~」

でした。

「しとねって何だろう。
また都会的な表現かも」

と思い、辞書を借りて
調べてみたら、
笑いました。


<しとねとは
敷布団、座布団など寝たり
座ったりする際の敷物、クッション。>


敷くのか、、、。
恋人を、、、。

あ、、、あなたって
ずいぶんなしとね~。

大掃除はしません。

「目覚めたら、好きな物ばかりに
囲まれた部屋に、
あなたはいるのです」。

このフレーズが
いたく気に入って
自分の部屋を
ちょこまか整理ばかり
しています。

っていうか、こんな部屋に
住むなんてことは
本当は単純にできる
はずなのに、
(もしかしたらいつか使うんじゃ?)
という「念のためグッズ」に
いつのまにか
囲まれているでは
ないですか。

そう思うと「念のため」
だらけの私の部屋。

ちょっと知的な
重い本も、
インテリアだったのでした。

今では本棚も見事にスッカラカン。

近藤麻理恵先生、
ありがとうございます。

「大掃除?
あ、しません。
必要ないので。」

いつかインタビューで
スッと答えたいものです。

雑誌「クロワッサン」
かなんかで、シンプルな
カーディガンをはおって
微笑みますからね。

ウケるわあ。


ウケるな!!

意表

今度のニッポン放送
「清水ミチコのミッチャン・インポッシブル」
(土曜午後4時~)は、
大竹しのぶさんが
ゲストに決定。

ちゃんとお話しするのは
初めてで、楽しみです。

一度チラッと
お目にかかったときは、
「んもお~っ!」と、私を見て
怒りを表しておられましたが、
あの声だからどうしたって
かわいかった。

恋人かおまえは、でした。
こりゃモテるわ~。
そのモノマネまで
したくなっちゃった。

テレビなんかでは、
あのフワフワした
お菓子みたいな声での
率直で正直なコメント。
ここに意表を突かれます。

あ。

意表と言えば、
先日は、実家・飛騨高山に帰って
父のお墓参りをしてきました。

母と弟と私の三人で
車の中でえんえん会話。

「なんで、山をブラブラ
散歩してる野生の豚って、
誰も見たことないんだろう」

と私が言ったら

「あれはいのししから
できてきたもんだってよ」、

と弟。

まじか、、。

いのししって、ブタの先祖なの、、、。

親戚っぽいアレでは
あったけど。

ご子孫、垢抜けられたわねえ~。
っていうか
脱毛なさったわねえ~。

そしてブタに会ったら

ご先祖、
貫禄がおありになりましたのねえ~。

か。

幸せの骨頂

今日、ふいに自分の
CD「幸せの骨頂」の
一部を久々に聞かされました。
知人がニヤニヤ。
ヤメロー!!

でも、心を込めた
まじめ~な口調で
まちがったことを
のうのうと言うっての、
この頃から
好きだったな~って
思い出してしまいました。

不謹慎な感じ。

何かこう、ふざける以上に
じわ~っとみなぎるものが
あるのよねえ、、、。
まあ、今じゃ誰だって当たり前
でしょうけど。(違うよ!)

これは中学校のときに
聴いてたラジオでの
つボイノリオさんに
勝手に受けた影響かも、、、。

「金太の大冒険」よりも、
私にはどういうワケか
「バッチい事を詩的に表現する」
というジミなコーナーが
すごくおかしかった。

といっても、
リスナーが書いたハガキを、
ロマンティックな
音楽に乗せて
女性アナウンサーが
それはそれは美しい声で
読みあげるだけというもの。
つボイさん、あんまり関係ない
コーナーでしたが、、、。


美しく 光り輝く、
一滴の しずくよ。
いま 
朝陽を 浴びながら
キラキラと
したたり 落ちて行く。
その一滴の しずくよ。
私の 鼻水。

ってなカンジ。
こんなので大爆笑、、、。
子供ー。

炊飯倶楽部

私は、いつも鍋で
ごはんを炊いてます。

炊飯器は、普段ほとんど
焼きリンゴなど、
お菓子とかに使用。

鍋で炊く時、
はじめチョロチョロとか言うけど
ずっとチョロチョロ火。
テキトー。

水に浸しておいたお米を、
30分弱火のタイマー。
10分蒸らすだけ。
テキトー。

でも、炊きたては
おいしいですよね~。

先日は、龍の瞳という
お米をいただき
当然とてもおいしかった。

いつか旅行に行った
アジアの
どこだったかの街で
お米を「たっぷりの水で茹でてる」
という調理を見て、
びっくり。
そうか、もっとお米は
単純に考えていいんだ、
と、思えてきたのでした。

二億四千万の瞳

聞き間違えをして
しまいました。

「『二億四千万の瞳』を
芸人のみんなで
歌って欲しい。」

と頼まれたのかと
ばかり思い、
「お安い御用です~。」
ってなもんでした。

ところがなんと
打ち合わせに行ったら
そうではなかった。

私のバカ、、、。

「芸人たちと
『二億四千万の瞳』を
色んな人のモノマネで
競い合って欲しい。」

でした。

なぜか6人で
競いあう
「二億四千万の瞳」。

時すでに遅し、、。

自分を捨てました。

ENTER THE DRAGON

今日はニュースで見た
ブータン国王のお姿に
胸を打たれました。

ありがとうございます。
よく来てくださいました、、。

心で手を合わせたく
なりました。

龍の話もステキでした。

「皆さんは龍を
見たことがありますか?
私は龍を見ました。
龍は人の経験を
食べて生きています。
一人一人の中には
龍がいます。
その龍は経験をすることで、
どんどん強く
大きくなります。
いつもその龍を
見ていてください。」

というような。

小さな子供にも
わかりやすいたとえで、
強く立ち上がれるべく、
励まされるお話を
なさるだなんて。
なんと知的な方
なのでしょう。

何かのいいきざしすら
感じました。


でも、本音を言うと
ブータンがそんな
親日国であったことも
知らなかった私、、、。

せめて私の中の龍も、
この経験を食べてくれたかしら。


と、ブログはここで
おしまいにしよう~、
と思ったら!!

あっ!


来年の干支が
「龍」
じゃないですか!

ホントに登るきざしに
思えてきました。

そら疲れるわな

本番前、
メイク室にいると
ますだおかだの
岡田さんが
入ってきました。

おはようございま~す。

メイクさん「岡田さん、なんだか疲れてます?」
岡田「疲れてますよお~。はいなー。
もう11月の終わりです忙しいですよねえ。」
清水「初めて会ったときもそうだったよ。」
岡田「そうそう。顔が疲れてるのね。もともとがね。」
清水「産声をあげた頃も。」
岡田「産道がねえ。長い。果てしないなあ、思うてねえ。
くたびれながらやっと出てきましたからコラコラコラ」

メイク室でもう
こんなにサービスが
始まっていたのでした。

大物

いつでしたか、
お祭りでお神輿をかつぐシーンの
VTRを番組で
見たことがありました。

私もスタジオにいたのですが、
ふと
「お祭りに参加する人の姿って、
理由はわからないけど、
ここのスタジオにいる人たち
誰も似合わなそう、
っていうか、
かついでる姿が
しっくり想像もできない。
ほかのことはできるのに。
なんでかな~。」

と、もらしたら、
大物の方が
即答でした。

「芸能っていうのが、
ある種祭りごとの
はずなんだよ。
本当は、ね。」

びっくりしました。
すぐ本番が始まってしまい
返事もできなかったですが、
さすが大物だ!と
思いました。

だとしたら
紅白歌合戦が
一番の大きなお祭りかも
知れませんね。

先日は、
黒柳さんに
「まだ渋谷でやる前の紅白歌合戦の
司会をした事があるの」
という話を聞きました。

内容、圧巻でした。
新宿ですって。
「ぜひそのスリリングな話を
ディナーショーでお願いします!」
と言ったら
「こんなんでいいの~?」
と、仰ってました。

さすが大物。
お二人とも
話の中身が
早い深い面白い。

共感百景

先日、「共感百景」
というイベントに出ました。

ライブって本当にフシギ。
ラジオやテレビの方が、
たくさんの人数なのに、
会場でのお客さんを見ると
ベストを尽くしたくなる。
あとスリル。

そして一緒に出てた芸人さんらが
(その空気をわかちあった)
と、なんだか特別に
思えてくるのでした。

(劇団ひとりさん、よゐこ有野さん、
カリカ家城さん、レイザーラモンRGさん
芸人じゃないけど 星野源さん、西加奈子さん)

俵万智さんの寸評は
そのまま本にできるし、
読みたい、と
思いました。

またやりた~い、と
思ってたら、
来年予定しているところ
だそう。

1111111.jpg

アンプとお揃い色

猫吸い

先日、猫吸いという
妖怪が自宅に
やってきました。

深夜に遊ぶの
楽しいな。

1111141.jpg

アビシニアンは
なつかなくて
日本猫のように
かわいくないのよお、
と言っても

きゅ~っ。

ちゅ~っ。

猫吸いとは、
坂本美雨ちゃんでした。

そっと溶け込み

テレ朝「お願い!ランキングGOLD」に出ました。
モノマネ達者な皆さん枠。

コージー冨田さん、コソッと
「ミッちゃんは、でも
モノマネタレントじゃないよね。」

「なんか浮いてるのはそのせいですかね、、、。」

でも、ちゃんと溶け込めてたあ~。
楽しかったです。


1111112.jpg

猫は書棚溶け込み。

子役

ドラマ撮影などで
幼い子供たちと
一緒になると、
私は案外
よくなつかれます。

たまに本番前に
クスクスやってて、
ふと気がつくと、
遠くから
子役のお母さん方に
めっちゃ怖い目で
にらまれています。

その理由を直訳すると
(本番に集中させたいのに、
なにふざけてんのよ!)。

ピタ!
シーン。


さて、先日の撮影現場では
男性俳優のAさんに、
子供たちがやたら
なついていました。

なつくと言うより、
ペッターリ、くっつく感じ。

撮影が一瞬でも
終われば、子供たちが
トコトコやってきて、
すい~っと
ひざに普通に腰かけてる。

私は思わず
Aさんに聞きました。

「いつもこうなの?
初対面の子供の
はずなのに、、、。」

Aさんは言いました。

「ははは、いや~、
昔からしょっちゅう
なつかれるんですよ。
特に何もしてないん
ですけどね~。

ただ、自分は子供が
大好きなんですよね。
犬や猫にも
なぜか好かれるっていうか。
何なんでしょう?
ははは。」

私も笑いました。

顔では。

しかし心ではほぞを
かんでいました。

それ、私がいっつも
使ってたフレーズなのよ!

ああ自分の
小さな優越感が、、、。
いま崩壊している、、、、。
世代交代、、、。

そのあとトイレに行って
手を洗ったとき、
答えが鏡にあり、
すぐにわかりました。


メイクがキッツいからじゃん!

こりゃあ誰もなつかんわ!


笑った、、。


自分のメイクをすっかり
忘れていたのです。

子供は見た目が大事な
生き物。


やっぱバカだなあ~。

告知

12月13日(火)、
星野源さんのライブに
ゲストで出ます。
よろしければぜひ!

婆様

来年のドラマの撮影が
2日間ありました。

なんというか、
キッツイ感じの
オバチャン役。
おかしかった~。

そういうのは全然
おいしいし、撮影も
楽しかったんだけど。

昔ならコントの
「ミドリ」みたいに
顔に色んなものを
書き加えれば
よかったものでしたが、
年輪の強さとでも
申しましょうか。

なんとノーメイクに近い
カンジが一番「しっくり」。

そうか、、
メイク取るとやっぱ
婆さんなんだな、、、。

などと、思わないように!

間引いて見てください。

ふふふ。

詳しくはまたこのブログや
ツイッターで書きますね。

では婆。

ぬぬぬ

『グレン・グールド 
天才ピアニストの愛と孤独』
を封切り前に観ました。
うっとりです。

ところで
長年の疑問、
なぜ男性ピアニストに
昔っから
イケメンが多いか。

何でもよく
知ってる知り合いに
聞いたら。

古代からの権力者⇒金の力⇒美女をめとる権利⇒子孫が美形⇒教育にも余裕

だって。

即答、ぬぬぬ。

無心

今日はこれからテレビ局へ。

本で知った
「3分の深呼吸」をしました。

「朝、何も考えない時間が大切」
なのだそうです。
瞑想に近い感じですよね。

邪念だらけで、
すぐ色んなことが頭に
浮かぶものですが、
朝ならできそう。

開始。

し~ん。

わあ~、秒針って、
こんなに音がするもんなんだな。

あれ、もうそんなこと
考えちゃってる。

もう一度。

秒針といえば、
あの時計もらったヤツだよな。
デザイン固いし
買い換えたいな。

さざ波よおだまり。
そうだ。
心を湖だと思いましょう。

湖のモノマネ。
開始。
し~ん。

湖と言えば、
しーっ。

足が出ちゃってた、
しーっ。
忘れろ。

犬神家の一族のシーン。
静まれ。

菊人形のシーンも
こわかったなあ。
しーっ。

あれ、何のために作るんだろう。
菊を~人型に飾ってえ~
おお、人間みたいですなあ~。

わっはっは。
笑っちゃった。

一度お試しあれ。

人生初のディナーショー

12月14日(水) に
グランドプリンスホテル新高輪で
黒柳徹子さん、大竹まことさん、
そして私の三人で、
ディナーショー決定。

私にとっては人生初の
ディナーショーです。

集まったお金を、諸経費以外
全て東北に、というわけなんで
もちろん私たちはノーギャラ。

「にしてもチケット高くて
申し訳ないわねえ~」
ってな話になり、何をやるか、
どうしたら喜んでもらえる?
なんてことを、三人集まって
アイデアを出し合うことに。

都内のホテルの静かな
喫茶店。

私が構成案を出して、
大竹さんが
話を進めてく中、
「ね~ね~、こんなのどう?」と
「歌がヘタな人の歌」を歌ったり、
動物などのモノマネを繰り返す
女性が一人いらっしゃった
以外はスムーズでした!
傑作!
自由!

まわりのお客ニヤニヤ。

バッタもん

私のライブって、
ネタとかは
自分で作るんだけど、
それがDVDなどの
形になって出るときは、
その道のプロに
まかせっきり。

先日、大人の事情で、
再度ふるいにかけられた
私のDVDを、
スタッフが
見てきてくれました。

「どうだった~?」と聞いたら、
「エロくないのにモザイクだらけ」。
笑いました。

「そんなこと言ってえ~、
またまた案外エロいんじゃ
ないのお~?私~。」
だって。

しかも、細かなやつじゃなく、
キメの荒い、モザイクだそうです。
慎重か!

モザイクファンに
珍重されることまちがいなし。


下の写真は本物の
バッタもん。

そんな世界でも
何かに落ち込んでいるような様子、、。

1110311.jpg

わかる。
バッタもん界にも
いろいろあるんだよな。

「でも、
よい子はぜったい
マネしちゃダメだよお~!」

1110312.jpg

おまえが言うな!

すぐ立ち上がるな!


もうちょっと
かわいく作って
もらえんことか、、、。