2011年9月のエントリー

Royal Blue

髪の毛を切って
メイクをしながら
ネイルまでしてもらいました。
プロフェッショナール。

しかもネイルの色の名前、
「ロイヤルブルー」ですって。
高貴じゃございませんこと?

おーっほっほっほっほほほほ。

指たちの笑い声が
聞こえそうです。

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でもこのあと、
「スコーン2つとカプチーノ2つ」を
マネージャーさんのぶんと
テイクアウトで
買ったのに、
袋を開けたら
スコーン2つが入ってなかった、、、。

入れ忘れられてたらしい。

「あの~、スコーンが
ないんですけど、」と
電話するうち、
自分はいったい
何をやっているのかと
情けなくなってきました、、、。

ロケンロー

人から聞いたんだけど、
楽器は90代になっても
プロとして可能なケースは
あるけど、
歌手なんかだと、
のどがメーンになるので
せいぜい70代でギリだとか。

演奏能力は
なんとかキープできても、
肉体というものは
衰えるんですねえ。
日々いたわりたいものです。

それとは別に
へえ~って思ったのが、
楽器がアンチエイジングに
なるというこの記事。

確かに音楽系のヒトは、
ちょっと会って話をしてても
ルックスだけじゃなく、
会話なんかの言語感覚が
とんちんかんに
ならないような。

と、書いた矢先、
ゆうべTVで見た
内田裕也さんが
脳裏にふわっと
登場しました。

このやろー
みたいな言い方の
ロケンロー

他人の関係

「自分の親が特殊に
とんちんかんな人種で困る」。

まわりから
驚くほど多く聞くのが
こういう話です。

知人のAさんもBさんも
Cさんもそう。

Dさんは
ケンカもできないほど
距離を取りたい。

Eさんなどは
ほとんど恐怖に近い、、。
なんて感じ。

反対に意外とありそうで
聞かないのが
嫁と姑問題。

きっと、
本当の親子のカンケイだと
血が直結しているぶん、
まるで自身の姿の鏡を
見てしまうような恐怖が、
根底にあるのでは
ないでしょうか。

嫁と姑なんてのは、しょせんは
他人だからこそ、案外うまく
渡り合えるようです。

なのに一親等のカンケイにだけ、
みんな打たれ弱いような。
つか、打ち弱いような。

私だって、
なんだかとても
父が生きてるときなんかは
ひどい事ばかり口にしていて、
(今考えるとあのときは悪かったなあ)
とは、しばしば思うのですが、
いざ本気でさかのぼって
(やさしくできるか)と
ゆっくり想像してみると、
やはりとてもムリ。

むしろもっと言ってやりゃ
よかったな!
とまで思えてくるのでした。
オソロシイですね~。

ところで明日、28日は
ニッポン放送
「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」の
木曜日の一年間の話をまとめた
「ニセ夫婦漫才」(双葉社)
の発売日です。
http://amzn.to/nQc0lP

こっちの口の悪さは
どんなに辛辣でも
大丈夫です。

やっぱりeasyなのは
他人の関係。

サンドアート

日テレ「世界の果てまでイッテQ!」で
ベッキーさんが
イスラエルに出向き、
サンドアート(砂の絵画)に挑戦。

その時のモチーフ「かぐや姫」の
ナレーションを
市原悦子の声で
担当しました。

ついに私のモノマネが
海を渡り、
イスラエルでも活躍、、、。

は、言いすぎですが、
たまたま先日
やってたばかりの
私によるベッキーさんの
顔マネ写真を、
さりげに披露できそうです。

仏の顔も三度アート。

ほんの一瞬だから
見逃さないでね。

あさって日曜で~す。

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椅子らえる猫。

取材物語

きのうは一日中
雑誌の取材をたくさん受けました。

それにしても、
「〇〇さんのモノマネは似てますが、
〇〇さんは似てないですねえ」

などという時、人間どうしても
後半の方がニヤニヤするものです。

私は想像します。


私「そうですねえ~。(ニッコリ)
ただ私、今まで一度もモノマネしますなんて
言ってませんけどね!なんちゃって!ははは。」

記者「おやなるほど。だから似てないんですね。ああだからだあ。」
(にやにや)

私「ええ。よく誤解されるんですよ。フーッ」
(タバコの煙を記者の顔にかける)

記者「そりゃあ面白いなあ。わははは。」
(言いながら私に熱いコーヒーを浴びせる)

私「(顔を拭きながら)へえ、面白いかしら。
私はぜんぜん笑えませんけどね。ふふふ。」
(飲んでいた氷水を記者の背中にゆっくりたれ流す)

記者「(背広を脱ぎながら)ハハハハ。
ただね、ボクの方は実は逆に
今まで、モノマネしてたんですよ。ライターのね。
騙されたな、バカ女。」
(一瞬でカラスになる)

私「私も清水ミチコのモノマネをしてたのさ。」
(一瞬でトンビになる)

記者「貴様鳥人間だな。」
(ワシになる)

私「おまえこそ。」
(タカになる)

マネージャータナカ「外でやってください!」


2羽、ビルから飛びたつ。
つかみあいのケンカになり、
羽が飛び散る。

死闘がだんだんおさまると、
そのうちお互いの愛に気がつく。

2羽、寄り添うように飛びながら
愛を謳い、
夕陽に向かって消えて行く。

タナカ「男と女だけは、わからないものだわ」。
言いながら、窓を閉める。


FIN

おっさんNIGHT

野沢直子宿泊用としても買っておいた
ベッドになるソファー。

ゆうべは北海道から
モリマン・モリ夫がきて、
そのソファーで
寝てってくれました。

犬、猫好きアーティストが集結し、
ペットの殺処分0を目指す
音楽チャリティーイベントに
参加する彼女。
動物が大好き。
山崎邦正さんは叩いても、
気の毒なペットたちのためには、
日夜そっと立ち上がっているのです。

夜は二人して
「男子はだまってなさいよ」、という
お芝居を観に行き、
焼肉→マッサージ→ビールという
おっさんナイトでした。

誰もが好きになる人柄と
実直さですが、
サブカル系の話も
よく知ってて、
なんだらかんだらという(覚えとけよ)
監督の話や、60年代ロックの話、
見ない方がいい本の話など
大人みたいで感心しました。(大人ですが)

こちらもある意味
動物好き映像。

ノンストレス

沖縄旅行から帰ってきて
(へえーっ!)て思ったのは、
一緒に行った女子たち皆さん、
平均して1~2キロ体重が
へってたってことです。

どんだけストレスないんだ!
でした。

私は1キロ。
あるヒトは3キロも。

だって普通、
ハッキリ言って
女どうしの旅ってものは、
だいたい、
(うまいものはねえか。
もっとうまいものねえか)

という、なまはげ的な
旅になっちゃうのが
普通なんですよ。

一青窈さんも途中参加。
私と同じスキューバライセンスを
持ってた彼女は、
この旅でさらにDEEPに潜れる
ライセンスを取得してました。

ああ見えてアクティブ。
人は見かけによりませんね。

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目覚め

高田文夫さんとのラジオでの
トークを集めた
「ニセ夫婦漫才」が、
9月27日、双葉社より
出版されることに。

前書きは高田センセイが、
後書きは私が、って
それぞれ書いただけで、
あとのメーンは
放送作家の松岡さん
(いつかここに出てきた
ジャンボプードルの飼い主)が、
ぜ~んぶ書き起こしてくれました。

(放送作家って、いったい何なんだろう。)
いつかそんな風に
目覚めなきゃいいな~。
でした。

そんなビバリーできのう、
CM中、週刊誌を熟読してたら
芸術風裸体がさりげに
売られているではないですか。
一括なら198000円、、。
笑いました。
エロポリスも休めません。


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九月十五日、捕獲

浮力

珍しい「プール月見」の写真。

浮かんでる月と
浮かれてる人。

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写真追加。

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あなたも脂肪で
浮いてみませんか?

今日はヨシとする

旅ってフシギ。
好きな仲間と行って、
とてもにぎやかなのに、
一人ベッドに入ると
とてもホッとしてるのも本音。
あ~、やっと。
これこれ。この時間ですよ。
なんて思ってるんです。

しみじみ身体にまとう、
タオルケットと孤独感の充実。
この相容れない二つの感慨って
いったいナンなのかしら。

ウチにどんなにぎやか集団が
遊びにきたとしても、
「じゃ、そろそろ帰ります」
な~んてときの
誰かの一瞬の素朴な顔に
(ああ、これがこの人の素顔だな)
なーんて見えるときとか。
帰るヒトはどこかでホッとして
帰られるこっちも、
やっぱりちょっとホッとする。

だったらいっそ、誰とも
つきあわなきゃいいのにね~。
孤独がそんなにいいのなら。
私もややこしいし、
トモダチもフクザツなもんで。

大家族もうらやましくないけど
ひとりぽっちもうとましい。
みたいな。

人間関係のキビが
濃縮されながら
さすらうものなのかもよ。
旅も生活も。
で、今日はヨシとするか。

夏休み

今年もトコロさんの別荘へ。
トコロさんはいません。

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みなさん交代で、
個人的に
貸してもらえるのでした。
太っ腹。

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今年はプールも。

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たまたま
六年ぶりの
「中秋の名月で満月」
という晩。
なんとプールでの
月光浴ができました。

「浮きながら空を見ていられる」
という、私の特技の
「あぐら姿勢で浮ける」が、
最大限、発揮されました。
みんな笑ってたけど。
脂肪率の高さが
コツなのだとか。

いつも憎んでいる脂肪に
この夏はありがとうです。
明日、その浮いた
写真をアップできるかもです。

かます!

金が高騰してるとは聞いてましたが、
三茶にこんなショップが
にょきっとできてました。

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文字まちがえの「買ます」ですが、
「何gでもカマす!」という意図と
取ってもいいかもしれません。

うんめえ~!

人見記念会館で
「矢野顕子、上原ひろみ
レコーディングライブ」。
うんめえ~!!

帰宅したら、
「えんちゃんが
釣ったばかりの
カワハギとイカを
持ってきてくれた」
と、オットが煮魚を作った。

ここでも
うんめえ~!!

ヤギのように鳴いてた一日でした。

こんな毎日だったら
長生きしたいなあ~。

吉祥寺

駅で、裸足のおじさんが、
私に向かって
そろそろと直進。

ホームレスの方らしい。
「あのう、吉祥寺に帰りたいから
200円くれませんか。」

(なんで私なんだ、、、)
と思いつつも、
ふと見たら
イケメン。

なんとなく100円出しました。

「ねぎった、、、。」
「だって財布にお札しかないし」。
「でも半額て。」

など、一人つべこべ
思いがよぎり、
おかしみをこらえ
階段をおりました。

新文芸坐

池袋でロケ。
帰りに新文芸坐へ。
仕事帰りに映画って、
いいもんですね。

新文芸坐は
「私たち映画が大好き」
と、スタッフから
伝わってくるような
映画館で、チラシとかも凝ってます。
古い名作上映がメーン。

あんまり誉めるせいか、
マネージャー田中さんも
若いのにスッカリ
はまった様子。

で、田中さんと二人
「海炭市叙景」
というのを観ました。
豪華キャストなのに
とことん「ヒマ」な感じ。
すさんだ感じ、、、。
コーヒー買っててよかった、、、。
コーヒーって、暖かい、、、。

って、しかしそういう思いが
できるのも
なかなかいいものですぞ。

ストーブにあたるように
ヒマにあたってみる。
色んな思いと向き合えます。

ワインのバカ

お昼はいいともで
タモリさんとお会いし、
夜は矢野顕子さんと
ウチでごはん。

お二人とも
どこか
人に対して涼しい。
疲れさせません。

それにしても
せっかく
矢野さんとゆっくり
話をしたというのに、
ワイン飲んだせいか
よく笑ったことしか
ほとんど記憶にないという、、。


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ネコ好きは、
みんなへりくだります。

冷肉球


ベトナム料理のお店でランチ。
「鶏飯スープがけ」
みたいなヤツを
注文しました。
ごはんにスープ的なものを
かけて食べる、というのは
おいしい。
エスニックな店だと
堂々とサラサラ。

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帰宅したら階段に
ヤクザ者がいて
俺のメシはよ、と
聞かれました。

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階段の冷たさを、
時々肉球で
味わっているようです。

本当に彼が総理になった。

野球と政治に
無頓着なわたし。

これから書くことは
知識がある方は
無視してくださいよ。


誰が首相になっても、
いつも、今回も、私は
文句は言わないけど、
ただ今年だけは
運の強そうな人が総理に
なったらいいなー。
って思ってました。

そしたらこないだ、
スポーツ新聞に
「顔相の占い比べ」
ってのが掲載されてて、
野田さんの顔が一番でした。

そして、
本当に彼が総理になった。

お、あの人
マジ強運なのかな、
と思ったら、
きのうだかさっそく
何だかきな臭いコトが
あった様子、、、。

しかし
「ホラミロ・ザマミロ・つかまえたり!」
といった、
けなしたくなる思いが
悪~い波動になって
彼のもとに強く集まって、
ヤツの運気を下げては
もとの黙阿弥。

ここは私も
大人になって、
(復興をともかくよろしく、
あなたの素晴らしき福顔と、
角栄さんのような
言葉の巧みさを持ちえた
運命なら、必ずや
できましょうとも!)
と、シンプルに
国民の運気アップなことのみ
念じてみました。

つまりは彼の運気を、
国民が利用するという。


手前味噌のような発想ですが、
この時代って
なんだか知らないけど
「言霊」であるとか、
「気」だとか、「強運」だとか、
科学的に否定してた時代を経て、
いま、実感として
古来にはあった智恵が
蘇ってはいないでしょうか?

数年前の話ですが、
外国人から
「国のトップをけなすときの
嬉しそうな日本人の顔に
もっとも驚く」、
と、聞いたことがありました。

卑屈の精神は
日本人の個性
らしいのですが、
謙遜の美学
(たとえば愚妻、愚息という言葉とか)
には、あんがいユーモアも
見つけられそうで、
実は、あんまりないんですよね。

むしろ
「ウチの嫁さんサイコー」
だと、
言った男がなんだか
バカみたいでおかしみがあります。

ボンゴレのかなしみ

今日は
「アサリのスパゲティ・スープ多めで
キノコだらけ」
を作りました。

実家がむかし、
「壁の穴」という
ゆで上げスパゲッティのチェーン店を
やってたことがあるので、
当時のレシピはいろいろ
頭にはあるのですが、
最近は、もっぱらオリジナルの
低カロリーなヤツをてきとうに創作。

それにしても。

アサリを塩水のボールに
入れておき、
しばらく放置して砂を吐かせる。

そのとき、
「なんだかアサリっこたちに、
情のようなものが
芽生え始めるので注意」
とは、どんな料理本にも
書いてありませんが、

(舌なんか出しちゃって、、。
私の魂胆も知らないで、、。)
と、なんとなく
気の毒になるもの。
たまにピューッなんて
水を吐かれると
ホントかわいくて困る。

せめて苦しまずに
一気に成せるよう、
あらかじめ
完全に沸騰したお湯と
強火、そして大きめのフタを
用意しておくのでした。
見ない見ない。

でも、
(アサリ、もう1袋買ってもよかった)。
そのくらいおいしかった~。

バッタもんDVD

ライブDVD
「清水ミチコのお楽しみ会~バッタもん~」が
10月19日、発売に!
 
形になった。
うれしい~!
 
くるくるくるくる~
スタ!
踊りました。
 
ずいぶん気前よく
カットなさったねえ、
なんてところも
ありますよそりゃ。
 
しかし、その分
本編の最後に
おまけもサービスしております。
悪意をカットし、善意を盛る。
 
定食屋のメニューもそうですよ。
味噌汁が濃すぎるなら
ごはんをサービスしなきゃ。
 
そう。
ごはんは、青春のメディスン
でもあるのよ。
くるくるくるくる~
スタ!
 
ぜひ来月、お楽しみに~。
(手を振り、バイクにまたがる)
 

YUMISO