今日はヨシとする
旅ってフシギ。
好きな仲間と行って、
とてもにぎやかなのに、
一人ベッドに入ると
とてもホッとしてるのも本音。
あ~、やっと。
これこれ。この時間ですよ。
なんて思ってるんです。
しみじみ身体にまとう、
タオルケットと孤独感の充実。
この相容れない二つの感慨って
いったいナンなのかしら。
ウチにどんなにぎやか集団が
遊びにきたとしても、
「じゃ、そろそろ帰ります」
な~んてときの
誰かの一瞬の素朴な顔に
(ああ、これがこの人の素顔だな)
なーんて見えるときとか。
帰るヒトはどこかでホッとして
帰られるこっちも、
やっぱりちょっとホッとする。
だったらいっそ、誰とも
つきあわなきゃいいのにね~。
孤独がそんなにいいのなら。
私もややこしいし、
トモダチもフクザツなもんで。
大家族もうらやましくないけど
ひとりぽっちもうとましい。
みたいな。
人間関係のキビが
濃縮されながら
さすらうものなのかもよ。
旅も生活も。
で、今日はヨシとするか。