他人の関係
「自分の親が特殊に
とんちんかんな人種で困る」。
まわりから
驚くほど多く聞くのが
こういう話です。
知人のAさんもBさんも
Cさんもそう。
Dさんは
ケンカもできないほど
距離を取りたい。
Eさんなどは
ほとんど恐怖に近い、、。
なんて感じ。
反対に意外とありそうで
聞かないのが
嫁と姑問題。
きっと、
本当の親子のカンケイだと
血が直結しているぶん、
まるで自身の姿の鏡を
見てしまうような恐怖が、
根底にあるのでは
ないでしょうか。
嫁と姑なんてのは、しょせんは
他人だからこそ、案外うまく
渡り合えるようです。
なのに一親等のカンケイにだけ、
みんな打たれ弱いような。
つか、打ち弱いような。
私だって、
なんだかとても
父が生きてるときなんかは
ひどい事ばかり口にしていて、
(今考えるとあのときは悪かったなあ)
とは、しばしば思うのですが、
いざ本気でさかのぼって
(やさしくできるか)と
ゆっくり想像してみると、
やはりとてもムリ。
むしろもっと言ってやりゃ
よかったな!
とまで思えてくるのでした。
オソロシイですね~。
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こっちの口の悪さは
どんなに辛辣でも
大丈夫です。
やっぱりeasyなのは
他人の関係。