2010年7月のエントリー

京都公演

ちょっとあがっちゃった京都。
なんでいつも関西に
あがるのか。
「芸どころ、お笑いの本場」
などというイメージが、
私にはどうしても強いのでした。
やさしいお客さんでよかったこと、、、、。

 この日限定のネタも
1つサービス。
また来れるといいなあ。
 
京都は景色からリッチに
なれますね。
しかしこの日は
リッチな食べ物、ではなく
「一銭洋食」というものを
いただきました。
お好み焼きがとろっとしてて
もう一口、となんだか
そそられました。

08021.JPG
夜、くるりを聞きながら
バス移動。

トウモロコシ

先日、番組のスタッフだった人たちと、
野沢直子ちゃんとで三茶で食事をしました。
テレビ局のスタッフをやめ、今は長野で
農業に専念している多胡ちゃん。
農業は脳業。
ものすごく勉強をなさったとか。

今はとうもろこしが季節。
ホントにここのはおいしいです。
私も時々取り寄せたり、
お世話になった方に
差し上げたりしています。

箱がかわいい。
07301.jpg

とうもろこしはもっとかわいい。
07302.jpg

裸にすると急に子供みたいになります。
ラップしてレンジでチンしても
こんなにおいしくなるんだ、と
知ってからというもの、
ここ数年は茹でてません。

JAPANESE MEAL

オットとコドモと私の3人で
オットの父をお見舞い。
アタシのこと覚えてる?
と聞くと、
忘れちゃった、、。
名前を言うと、
ああ、そうか。
と、ニコッとして
思い出してくれます。
 
記憶にない日もあり、
思い出話をしようとすると
こっちが先にうるっときたりして。
 
オットの実家で
オットの母の手料理。
すごくないですか、田舎のごちそう。
 
豪華な食事はお金を出せば
いくらでも食べられますが、
こういう煮物や手料理が
ちゃぶ台に一面、という
食卓にありつけるのは、今や
カネではなくてコネならでは。
うらやましいでしょ~。
 
07291.JPG

校歌

中学のころ、ヒマにまかせて
一人、音楽室で
右手では母校の(南)小学校の校歌、
左手では(松倉)中学校の校歌を
同時に弾く、
というのをやっていました。

やや中学の方が長い(余る)だけで、
よく似ていたんですよね。
ま、校歌って、日本中、
割とよく似てそうです

三拍子はあんまりなさそうです。
軽快すぎるのでしょう。
といって2拍子では
情緒に欠ける、、、。
音大付属の学校なんかは、
今後5拍子にしてはどうでしょうか。
 
イントロだけでも
ああ、本当に合格したんだな、と
思えるような難解な旋律。
完璧に覚えるまでにおよそ
4年はかかるという。

PUDDING

最近、プリンが
調子に乗ってると思います。
なめらか、がちょっとウケたと思って
どんどんなめらか、いや、トロトロ
に。
ひじつきっぱなし。
足組みっぱなし。
もはや、カスタードクリームです。
シュークリームの皮なし。

プリンは、
「クリーミーなのに
形状がしっかりしてる」
からこそ。
といいたい。
長女だからこそ、の魅力なのに。
だらしない方がモテる。
そうわかってしまったようです。

なこと思ってたら
キャラメルも最近、、、。
だらだらだらだら、、、。
あの元気だった末っ子までが、
半裸状態で街を歩いています。
世間からなめられてる事に
気づいていないんでしょう。

札幌公演

昼と夜の2公演、印象の違うライブ。
お昼はゆったり、まったり楽しんで、
夜は濃いお客さんがいっぱい。
パワーが違う、、、。
途中、私もなぜか
逆ギレライブになったりして
笑いましたねえ。
 
終わるごろにはあやうく、
うるっと泣きそうになりました。
お客さんに感動してどうするんだろう、、。
夜はまた、すんばらしき料理を
堪能しました。
07271.JPG
07272.JPG
07273.JPG

悲しみのめでた

NHKでやってた
忌野清志郎特集を見て、
うっかり気持ちが
こぼれてしまった。
 
また目が腫れてしまう、、。
 
そのうえどうにも
モノマネしたくなって、
小さい声でなぞりました。
早くカラオケに行かないと。
何だこの悲しみのめでたさは。
 
きっと世間には
私のこんなのが、とっくに
バレてるのだろう。
ライブのお客さんの
一瞬の空気でわかる。
 
モノマネって不思議だ。
なりきってるというのに
かぶいているというのに
自分の心理のいろんなことが
すごくバレる。
すぐにバレる。
 
清志郎さんとは
何度かお会いして
冗談を言ったけど、
私の声が、実はこんなに
近いなんて、
きっとご本人は
知らなかったでしょう。
 
どんなに耳で、心であの
声をリピートしてたことか。
 
あー、言えばよかった!
なんで言わなかったんだろ!
 
「お悔みを申し上げます」、
って、悔やむことを
自分に向けてる、
のかもしれません。

あさって札幌

北海道の方からのメール。

今日新聞を見ていた父が
「ミチコさんのライブがあるって。」
と言うので、
「行くなら付き合ってもいいよ。」と
恩着せがましく言ったところ
母と父と3人で
行くことになりました。
親孝行風を装いながら
2階席より応援しています。
超楽しみ!!!

ありがとうございます!
きっとお昼の公演の方ですね?
楽しみにしててくださいね!
私も楽しみます。

THE KING

若いころ、この業界について
先輩から教わったことに、
「とにかく誰もが
お山の大将、
トップだ
ということを知っとけ」
というのがありました。
印象的でした。
 
確かに、今でもつきあってみれば
みんなその世界の
王様であり、
なんだかさみしがり屋が
多いです、、。
 
正直、「え、あんたクラスまでが?!」と
言いたくなることもあるほど。
きっと、普通の
会社の人間(上司)でも
そういうタイプは
多いのではないでしょうか。
いばることで結局は自信をつけたい。
力を感じたい。
 
しかし、
野田秀樹さんやイトイさんとかって、
いつまでたっても
ぜんぜん大将にならないんですねー。
若いころに何かを
学ばれたのでしょうか。
これからなるのだったりして。
二人とも、恐るべき仕事を
なさってきてるのに、
どこかヘラヘラしています。
チャンピオンの椅子に
座るのを拒んでいる
ボクサーのような、、。
 
こういう姿勢に対して、最近
とても胸を打たれます。

暑い

先日、直子ちゃん、菜摘さん、光浦さん、森三中、
しずちゃん、バービー、KABA.ちゃんらという
恐ろしいメンバーとご一緒。
よく笑った、とは覚えていますが、
翌日、のどがガラガラでびっくりしました。
いつもすぐ治るのですが、
いったいなんでこんなのどになるのだろう。

ところで最近、調理したものが
いたんでしまいやすいです。
ゆうべはカレーを廃棄しました、、、。
しかも家族もこの季節、
食欲が減ってるので
作る楽しみも抑え目に。
冷蔵庫をクリアにしてみる
いい機会ではあります。

無性に作りたいときは寒天ゼリーで
心を抑えています。
あずき、コーヒー、アスピック、ジュースなど。

カンドーした野菜の低温調理について、
TVブロスに書きました。
ぜひそのうち、読んでみてくださいね。

 

新潟公演

ホールの隣で、たまたま
「人体の不思議展」 を
やっていて、本番前に
メイクさんが見に行ってました。
本当の「人体の不思議展」 は
こっち!などと笑いつつ
楽屋入り。

新潟は即日完売と聞きました。
皆さん、いつもありがとう!
 
立ち見の方もいて
スタッフの男性は
「若くてかわいい女子ばっかり!」
と、嬉しそうでした。
ふだんオキャマ人口が多くて悪かったわね!
 
最近泣かせの一曲があり、
ここでも鼻をすすってたのを聞き、
すっかり快感を覚えてしまいました。

泣かせるのは簡単と言うけど、
もっと知りたいなあ。
これだって共感よね~。
いや、共鳴よね~。
 
ツイッターが流行ってて、
そのうち
ネタばれされるかな~、と
思ってたら、想像よりはるかに
エチケット民族なのでした。
失礼しました。

富山公演

おやつに「ますの寿司」。
久しぶり。
子供のころ、まるで
ケーキのような(円形)
このおみやげが好きで好きで寿司で寿司で
一枚全部食べ、
叱られたことがありました。

本当は今でも食べられますが、
肥満との戦いが面倒くさいですね。
好きなだけ食べるのが
ふつうだった時代が
なつかしい、、、。

本番でさりげなく一人、
新しくレパートリーを
追加。
スタッフの皆さんに飽きられない
ためにも、なんちゃって。

結果は悪くなかったみたいでした。
わーい。
好きなことだけに
「義務」にならないようにしよう。

富山の皆さん、ありがとう。

福いい公演

ライブの直し部分を
2ケ所入れてみました。
しかし、反応がイマイチ。
スタッフに相談して、
またさらに変更したり、もどしたり。
 
お笑いだけは、
プロがいないと言おうか。
(叱られますかね。そんなことはないよね)
でも、「共感」こそが大切。
 
人間が共感できるとき、どうやら
笑いも漂うようなのです。
なので
自分がこうだ!と思っても、
やはり同意できる
客観性がなければね。
ここだけは音楽家と違いますね。
 
あ、お笑いのプロとは
そこを単独で瞬時に
決められる人物なのかな
ついでに書くと、
モノマネもうまいヘタなんか関係なく、
共感こそがイノチのような、、、。
 
福井の皆さん、
ライブ会場みたいなノリと、
初のご参加、
本当にありがとうございました。
 
共感をありがとう。
 
でもいいかもね。

すごすご

大きな本屋さんに入ったら、
自分の映像が流れててびっくりしました。
番組で「清水ミチコが速読術で
バッティングセンターの
150キロの球が打てた」
という瞬間。
 
映像の下には速読の本がズラリでした。
本を選ぶ気になれず、
というか文字が頭に入らなそうで、
すごすごと帰りました。
 
こういうことに負けない
精神的術も学びたいもんです。

CHOY STORY

コドモと「TOY STORY3」へ。
泣けたっすマジ泣けたっす。
スチャダラっす。
ピクサーのスタッフ、打ち上げは
どんなに楽しかっただろ~な~。

コドモといえば
マネージャー田中さんは
甥や姪が大好き。
しょっちゅう会いに行きます。
地方に行っても必ず
子供用のお菓子を
選んで買っています。

こないだ、お姉さんにたのまれて
甥ッコたちを寝かしつけようとしてたら、
一番小さい3歳のコが
泣き出したので、
横になりながら
「バッタもん」を
聞かせたそうです。

そしたらなんと、
ちゃんと大人しく
バッタもん部分を
聞いてくれたばかりか、
本当にシャンソン子守唄で
眠ったのだそうです。
うれしー。
こんな嬉しい話があろうか。
ちょっといいトイストーリー。
ちょいストーリー。
甥ストーリーか。

どこかの家で、もしかしたら
こんな風に
聞かれてるかもしれない、、。
そう思うと
口角があがるのでした。

07151.jpg

通りすがり

なんとも不思議な
光景を見ました。
昼間のこと。

主婦が自分のバッグ1つと、
紙袋2つに、
なんとランドセルを腕に
2つづつ、合計4つも
両手にぶらさげて歩いていたのです。
本当に見るからに重そう、暑そう。
ズルズルズルズル、、。
トボトボトボトボ、、。

しんどい、、、という表情です。
その背後から
小学3~4年生くらいの
こどもたちが4人、
ランドセルなしで
キャッキャ言いながら
追い越しました。
そしてそのうしろを
主婦たち数名がまた
にこやかに、笑いながら
彼女を追い越しました。

振り返りながら、私は
クエスチョンマークを
頭に立てたまま
歩いていました。

長野公演

ホールのチラシに、
一青窈さんと私の写真が
並んでました。
 
07122.JPG

各地に行くと、芸能人はこんなに、、、。
と、思います。
志の輔さんのポスターを見た日の帰り、
機内でご本人が落語をやってて、
翌日は「ガッテン」でご一緒したりして。
 
今日の長野の帰りの新幹線では、
柴田理恵さんとバッタリ。
お互い爆笑。
ロケに行くそうです。
こないだは新幹線の私の
真後ろの席からオーラ?
と思ったら岡林信康さんが。
一人息をひそめて
テンションあがりました。
 
長野のお客さんの
アンケートを読んでいると
実家からメール。
「平井堅さんが
飛騨高山公演をなさる」
のだとか。
みなさん、お身体に気をつけてねー。

社交場

家に野沢直子ちゃんと
椿鬼奴さんが
遊びにきました。


先日ロケで会ったとき、
鬼奴さんから
なぜか「長野みやげのお茶セット」を
いただいたので、
(大人か!)と思いながら
お礼に「お古だけど」と言って
私が普段よく使っている
ストレッチポールをあげました。
(今度写真をアップします)


背中に置いたり、枕にしたりと、
いつも持ち歩いているのですが、
ちょっと腰をさすってた鬼奴さんに
ピッタリじゃないか、思って。
ちょうど二つ持ってたし。


そしたら今日はなぜか
ごま油を一本私にくれました。
なんでいつも妙なものを
くれるのだろう。
「これでうがいをすると、とても
のどにいい」のだとか。
ガラガラ声で言われても
納得できませんでした。
いつも地味におかしい、、、。


そのあと直子ちゃんと
約束していた
一青窈さんのコンサートへ。
泣いた、、、。
イトイさんにバッタリ。
ふざけた、、、。


それからなんと光浦靖子さんと
合流し、三人でカラオケ。
うかれた、、。
しかし、都内で一番しゃべるのに楽な
社交場、それがカラオケ。

山形公演

山形のみなさん、雨の中を
ありがと!

すごいクラシックホールで、
くだらないネタほど
かえって目立ったりして。
11月には同じホール、
同じピアノでフジコ・ヘミングさんが
公演とチラシにあり、
テンションあがりました。

傘をさして会場の裏で
待っててくださった方が
大勢いらっしゃり、
恐縮しました。
ブログでまるであおってしまったんじゃ。
どうぞお構いなくですよ。
来てくださっただけで充分幸せなんです。
あ~ホントに幸せでした。

夜はスタッフ11人と食事。
帰りはまだテンションあがったまま
女子たちだけでカラオケへ
行ってしまいました。
数時間しか眠れませんでした。

07121.JPG
牡蠣をたくさん食べました。

千葉公演

千葉県でちゃんとしたコンサートを
やるのは意外にも初めて。
そうは思えませんでした。
お客さん、しっかり盛り上げてくれて
ありがとう!
最後、スタンディングのヒトが。
そのまま帰るんじゃねえだろうな、と
見つめてしまいました。


お客さんともっと会話を!と、
今回も楽しんだのですが
「客いじりがうまくなった。」と
東京からのお客さんのアンケート。


「客いじり」という表現。
笑いました。
もうちょっと明るい言葉は
ないもんかい、たとえば、、、
と探しましたが
しっくりくるものが
みつかりませんでした。

インディーズバンド

ロケがありました。
バスの中で私が
「今朝、ネットのニュースで
見たんだけど、なんだか
インディーズのバンドが
解散したんでしょ?」
と、訳知り顔で
マネージャーに聞いてみたら
「知りませんねえ、、、」
とのこと。
おかしいな、、、と
さりげなくケイタイで
調べてみたら
「SIMロックが解除になった」
でした。
 
でも、そんなバンド
いそうじゃないですか?
え、SIMロック、知らないの?
みたいな。
「俺らは解散じゃねえ!
解除になっただけなんだー!」
と、自由を叫んでいたそうです。
ありがとう SIMロック!

ところで、私のライブ
日本青年館での追加公演が
8月25日も決まりました。
ラッキー!
ありがとうSIMロック!

「まかないメシ食べまくり!」のロケにて。
椿鬼奴さん、中尾彬さん、山口もえさんと。
07071.jpg

鹿児島公演

羽田のくうこうでじかんができたので本屋さんにいったのですが「日本ぶらりぶらり」という本のタイトルを見たらまるでさいきん全国ツアーでずっと旅をしているじぶんのことのようだと思いました。それは山下清の本で、はじめてよむのですがあっというまにとりこになりました。ついぶんたいにえいきょうされてしまう人も多いかもしれないのできをつけねばいけません。昔よく山下清の話のしかたをまねる人がテレビにもいたのは、こういう彼のみりょくにあってまねをしたくなったのだろうなあ。旅の話のなかで山下清はなんどもなんども鹿児島にいってるのでびっくりしました。なんという偶然のいっちなのだろう。けしきもきれいだし、鹿児島の人はみんなやさしいからだ、と書いてありました。そう思ってお客さんをみると、本当にとても暖かく、ぜんぶいいけしきに見えてきた。りょうてをふってくれる姿などはまるでらくえんのようでした。会場においてあったブロンズぞうのように、星に祈りをささげたくなります。よみおわった本を、マネージャーの田中さんにも読んでみなさいよ、でもあげないけどね、かえしてよね、といいながら渡しました。また読み返したくなると思ったのです。

07061.jpg

 山下清文体をまねてみました。

 

熊本公演

今回も明るかった熊本。
前回のツアーでも
カラッとパワフルだったのです。
お客さんに
「お笑いについては俺、うるさいから」
みたいな、評論家のような人がいなそーで、
おしゃれな女の子が多い。 
ラーメンのおいしいところは自然と
パワーも溢れるのでしょうか。
VA!と驚くような雨の中、
熊本の皆さん、
ありがとーございました。

告白

映画「告白」を見ました。
原作を読んでたけど、
映像もなお怖かった。
熱く怖がらせるのはあっても、
クールに怖いって、
斬新ですよね。
また、
怒り心頭の女は
カンカンに怒るより
落ち着いているほうが
かえって怖いものだ、、、。
そういうことがわかります。

今週、読んでいるのを
告白しますと、
東野圭吾
「カッコウの卵は誰のもの」
ときて
湊かなえ
「Nのために」
を読んで
初の伊坂幸太郎
「ラッシュライフ」を
読書中。
終わりそうなので
バッグの中に
桐野夏生
「ナニカアル」を
入れたところ。
移動中の
静かな楽しみなのでした。

愛媛公演

ノリが明るい松山。
前回来たときは、
浴衣のかわいい
女の子たちがズラーッといて、
客席が壮観でした。

もっとやりてえ~、と
思いつつ舞台を去ると、
普通はビジネスライクな
ケイタリング(お弁当など手配する仕事)
の女の子の表情が、
どこかニヤついてました。

(会場の音が漏れて
聞こえてたのネ)
などと思ってたら。
マネージャー田中さん
「あのコ、ずうっと舞台を覘いては
何度もおなかをかかえて
仕事にもどってきてたんですよー」
とのこと。
超うれしーエピソード。
愛媛の皆さん、
ありがとー!!