鹿児島公演

羽田のくうこうでじかんができたので本屋さんにいったのですが「日本ぶらりぶらり」という本のタイトルを見たらまるでさいきん全国ツアーでずっと旅をしているじぶんのことのようだと思いました。それは山下清の本で、はじめてよむのですがあっというまにとりこになりました。ついぶんたいにえいきょうされてしまう人も多いかもしれないのできをつけねばいけません。昔よく山下清の話のしかたをまねる人がテレビにもいたのは、こういう彼のみりょくにあってまねをしたくなったのだろうなあ。旅の話のなかで山下清はなんどもなんども鹿児島にいってるのでびっくりしました。なんという偶然のいっちなのだろう。けしきもきれいだし、鹿児島の人はみんなやさしいからだ、と書いてありました。そう思ってお客さんをみると、本当にとても暖かく、ぜんぶいいけしきに見えてきた。りょうてをふってくれる姿などはまるでらくえんのようでした。会場においてあったブロンズぞうのように、星に祈りをささげたくなります。よみおわった本を、マネージャーの田中さんにも読んでみなさいよ、でもあげないけどね、かえしてよね、といいながら渡しました。また読み返したくなると思ったのです。

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 山下清文体をまねてみました。

 

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