2013年9月のエントリー

福田美蘭展

上野は東京都美術館でやってる
福田美蘭展を
観に行ってきました。

自由でアイデアが豊富で、
美しくて、とても面白かった。

床に置かれた、
踏んでもいい絵画まで
ありました。

まさか踏む人はいないけど、
こうやって足元に
置かれてる絵画を
まじまじと見るのも
不思議な雰囲気だなあ~。

と思ってたら。
普通に
スタスタ歩いてる
女性がいて
ドキドキした。

踏んでもいいけど、
踏めるの?

ち、ち、躊躇しろよ!

フンだ!

でした。

新聞のカットや
一面を自分の作品にしたものも
多くあって、
本人の生活というか
創作風景が生で伝わってくる
感じがしました。

すごいな~、と
思ってたら背中にご本人が
いらっしゃって、
絵画の説明を
まわりの方になさっており、
ますますびっくりしました。

隣にある西洋美術館では
ミケランジェロ展が
あったので、そちらも
ついでにのぞいてきました。

上野のこの界隈って
緑も深くていいな~。

今度は
午前中からいてみるか、
と、決心しました。

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子供絵本を衝動買い。

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孤立

ウチのスタッフのAさん。
「遅くただいた夏休みに、
 旅行に行ってきました。」

というので、「どこに~?」
と聞いたら。

めっちゃ驚きました。

「軍艦島と池島です。」
とのこと。

ええええ~!
軍艦島って、あの無人の島?
全然行きたくない。。。
恐くないのか。
なんで行くの。
後悔した?
と、聞いた私。

さらにびっくりさせられたのは、
その話を聞いた
スタッフ全員が
いっせいに羨ましがったこと。

「あそこ僕も言ってみたかった。」
「私いつか行くつもりでした」
「オレも」

私だけ孤立。

写真を見せてもらいました。

どうでしょう。

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上2枚は軍艦島、下2枚は池島。
池島は人口より
猫の数の方が多いんだそうです。

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感謝

「ウチくる!?」のロケ。

めちゃくちゃ楽しかった。

でも、笑ってばかりでは
なかったのだった。

なんて自分は
今までまわりにささえられて
もらっていたことだろう。

と、痛感。

番組に参加して
くださった今の友達や、
高山の同級生、
もとスタッフの皆さん、
家族の皆さん、
なんと言ったらいいか。
ほんとうに
ありがと~!!

遊び感覚

マネージャーさんと
お好み焼き屋に
行きました。

昔、私が
お世話になった先生と一緒に
お好み焼き屋に
行った事があるのですが。
とても明るく、
サッパリしたせっかちな方。

鉄板にもんじゃが広がると、
「アタシねえ、せっかちなのよ。
こういうの、待ってられないの!」
といって、明らかに
半焼けなままのもんじゃを
パクパクと口に運んでいた姿を
思い出しました。

笑えます。

止めるわけにもいかん。

さすがに私は(もういいだろう)
って頃まで待ちはしますが、
実はいまだに
食べる頃あいのベストが
よくわからないまま
つっついています。

もっと正直言うと
本当においしいのか?も
よくわかってないのかもしれません。

「ここのもんじゃおいしいのよ」
と言われても
(じゃ、まずいもんじゃ
 ってのもあるのか?)
くらいに思ってしまう。

結局普通のお好み焼きも
同時に注文して食べ、
ああおいしかった、と
思って帰るのでした。

ちょっとした遊びの感覚も
おおいにある食べ物、
なんでしょうね。

サバサバ

知り合いAさんと、
その知り合いである
Bさんに合いました。

Bさんは
見るからにものすごく
「アッサリ」している女性でした。

サバサバとはこの事か、
と思うような、
顔の表情とその発声。

体型・トレーニング系の
プロの方です。

「今度、私の解説つき
DVDが出るんです。」

とのこと。

Aが言いました。

「じゃあ出たら買っちゃお」。

Bがお礼を言うか、と
思いました。

そしたらニコニコと
「でも買っても、やらないと
思いますよ。」

え、、、、、。

「だいたい皆さん
本やDVDは買えばそれで
気が済むんですよ。
毎日、家でなんてきっと
やりませんよ。」

キッパリ。

そういえば料理の本なんかも
そうだなあ。

でも、自分の作品が
出るときに、将来の
客に向かって
こんな正直に言うなんて。

逆ペニーオークションだ。

おっかしー!
私は心で笑いました。

好感持つわあ。

SO WHAT?な話だけど

私が一方的に
音楽の聴覚で尊敬する
矢野顕子さんが、いつか
こうおっしゃってくれました。

「綾戸智恵さんの歌って、
(海外在住の)私は
知らなかったけど、
ミッちゃんは似てる、
という事だけ
なんだかわかった」。

めっちゃ
今後の
ヒントになりました。

オオモトはメジャーでないと
(または知らないと)
不可能であろう。。。。。。
と思ってたけど、
関係ないのかもしれない。

フジコ・ヘミングさんも
なんだか誉められる。

私はフジコ・ヘミングさんの
アキラメ感が大好き。

でも、そんな事
カンケーないのよね。

似せたい、とか、
なってみたいってのが
もともと
オロカっていうか、
オカシミが
カナシミが
派生するのかもね。

課長

タクシーに乗ったら
ご自由に、という感じで
ドアの下にポケットティッシュが
たくさん置いてあった。

ちょうどなかったので
助かった。

こんなサービスもっと
あってもよさそう。

街角でポケットティッシュを
渡されると、
なぜかひょい、と
さけてしまうのに。

渡されてもらうのではなく、
こちらからいただく、と
なると、同じ事でありながら
感謝の念すらわいてくる。

私がポケットティッシュ業界の
人間だったら、上司に
こう言います。

タクシー会社と提携しませんか?

そしていつか課長になる。

ポケット課長と呼ばれるのであった。

プロポーズ

「必ずあなたを幸せにします。」
って、結婚の言葉はタイガイ、
10年もすると
お互いになぜかうまくいかない。

あれ?
みたいな結末だ。

「僕と普通な不幸に
落ちるまで一緒に、
たどってください。」
だったら
相手が悪くないなら、YESと言えそう。

最悪のようで、
最高のプロポーズなのかもしれません。

まわりを見てて
そう思いました。

サンマの頭

オットのサンマの食べ方は
なぜかとてもきれいだ。
人と食べてて
感心されることもあった。

骨だけがスッ、と残ってる。
鎮座しておられる。
骨とはこういう形なんですよ。
と、わかる。
そういう感じ。

しかもそのお皿もほとんど
汚れていない。

サンマってよく
ちらばるのよね~
と思ってる私の皿には
格闘したかのような
形跡が残っています。

ゆうべ、そんなオットが
サンマを焼いてくれたのですが。

皿の上に
乗っけてくれたサンマは
頭が右を向いてました。

そっちはキチンと
してないのかよ!
ザツか!

超変な感じで
食べました。

やはりサンマの頭は左がいい。

わけを教えて

(局でいただいたごはん、
今日は食べないでもいいかな。)

と、いただいたお弁当が
余ったとき、近所に住む
若者Aさんにあげてる私。

Aのマンションに近くなると
電話をし、
帰りの車から降りもせず、
窓をさーっと開け、
そこからブツを差出し、
お礼だけ言われる。

何やらあやしい感じの
光景なのですが、
ダイエットのためにも
長年やっています。

でもゆうべは、渡すときの
私の顔があまりに
驚いていたのか、
向こうも(なんだ?)
「あざーす、、、?」
という顔でした。

その道は狭くて
すぐ走り出さなければ
ならないので、
「今さ、」などと
話もできず。

じつは窓を開ける
5メートルほど手前で、
パトカーが来てるのを
見つけました。

あ、何か事件かな?と
ふと見たら、ですよ。

警察の方に、男性が必死に
何かを説明をしています。

しかもですよ。
その二人の
足元には、
なんと大量の万札が
ちらばっているのです。
10~20枚はありそう。

こんなドラマみたいな現場
初めて見ました。

何があったんだろう。

いったい何がどうなってたら
万札を拾うより先に、
話を聞いて!聞きましょう!
ってなるのかな。

で、その驚きの顔が
私にまだ残っていたという
お話だったのでした。

ニッポン放送開局60周年記念

ニッポン放送開局60周年記念の
コンサートにお呼ばれします。

2013年11月3日(日・祝)
東京国際フォーラム ホールA

泉谷しげる / 清水ミチコ / 秦基博 / miwa / ゆず

チケットは9月28日から一般発売開始。


よかったらぜひに~っと!

のど飴

YAMAHAの
弾き語り映像収録。

浜松サービスエリア
限定のココロミです。

ピアノが置いてあって、
鍵盤だけがその通りに動き、
私の歌う画像とともに流れると言う
画期的な電子ピアノ。

プロのピアニストにまじって、
私なんかも箸休めに
入れてもらいました。
もしもお近くに行かれた方、
見てみてくださいませね。

そのあと番組収録をし、
今日はのどをよく使った、と
思ってたら、帰りがけに
和田誠さん、阿川佐和子さんから
お呼ばれ。

そしたら三谷幸喜さんもやってきた。

どうせだから南伸坊さんも呼ぼう、と
なったけどもう深夜だったので
帰ることにしました。

いちおうのど飴なめて
お風呂に入りました。

ルンバ最強!

「ルンバ」を
買いました。

まわりにいる、
家政婦さんを頼んでるような
主婦たちにすら、
めちゃくちゃいい!
買うべき!と
聞いてはいたんですが。

どうかな、、、。
人間の手が一番だろ。
そう思ってたのですが。

感動した、、、。

そりゃ絶賛されるわ、、。

でした。

人間の手はなかなか
及ばない時間のかけ具合。

しかも自動的に充電なさる
そのけなげさよ。

ぐっときます。

もともとスターウオーズの
R2D2が大好きだったのですが、
ちょっとデザインと音が
かぶるし、、、。

日々、ゴミやホコリを
捨てる、というか
「見る」のが楽しみに
なりました。

ああ、このホコリが
もうウチにはないんだ。

と、しばらく見てたい。

ってか、ホコリもだけど、
猫って、どんだけ
脱皮ならぬ脱毛してんの。
です。

しかしだいたい人間の
「手」というもの、
なぜか自宅にだけ
案外ケチなもん
なんですよね。

どうも
「ムラ」が出るという。

昨日は丁寧だけど
今日はもういいじゃん。

いや、本音はこうですな。

先週は丁寧だけど
今週はもういいじゃん。

ってな具合。

フケツって、身につくのも
早い。

掃除機はマジメであるのに、
主婦の気分によって、
掃除そのものは左右される。

しかし、「ルンバ」は
かなりの働き者。

なもんで、
これの登場によって、床に
モノを置かなくなる
ってところ。

ここがまたいい。
スッキリ片付いてるじゃん!

私って、清潔好きだったんだ。
ちっとも知らなかった。

そんなキモチにすらなりました。

私には今年一番

買って良かったものでした。

(いまごろ)

自前

もうひとつ、私が
個性的なカン違いしてた
事がありました。

私はずう~っと、長年に渡り、
矢野顕子さんのアメリカ⇔日本との
往復旅費は
国が払ってるもんだとばかり
思ってたこと。

国や自治体とかって、
いつも意外と、
芸術に対しての
サービスがあるんだな、
文化って凄いな、と
昔から思ってたので、、、。

「そんなワケないじゃん。」

と、ご本人も笑って
らっしゃいました。

え~、じゃ自前なんだ!

なにせずうっと長年、勝手に
国が招致していると
思ってきてたもので、
今でも、自分に
そう言い聞かせているのでした。

自前なんだぞ。

と。

氷解

笑わせよう、と
思って笑い声を聞くのと、
勝手に笑われた、
というのでは
ずいぶん違うもの。

前者はまず私の中で
カウントされませんが、
後者の方は自分が
「えっ?」と
驚くせいでしょうか。
めっちゃ記憶に残ります。

私は親しい人間にほど
「天然だ」、と
言われます。
そこでまた、
「えっ?」と
驚くせいでしょうか。

すぐに
「そこがいいんだし」
的な言葉も
つけ加えられるので、
ますます自分は
本当にそっちなのだな、
天然なのかな、と
思わざるをえません。。。。

最近、というか
この春から
始まってた「あまちゃん」。

私はずっと観てたのですが、
ときどきちょっとわからなくなる。
つか、そう集中せずに
家事の片手間にって時も
あったし、ま、それよりも
トシなのかな~。
って思ってました。

そして、ある日の事。

なにげにオットが
私に言いました。

「あまちゃんって、
土曜日もやってるんだよ。」

だ・か・ら・か~!

氷解しました。

高山話 2

飛騨高山に
寄生、じゃなかった
帰省してきました。

家族とはもちろんのこと、
公ちゃんや
かなちゃん、
父の友人・吉島さん、
弟とめずらしく
一緒に話せたり、
墓参りに行き、
親戚まわり、世話になった方に
挨拶などなど、
いろいろ充実。

この日はコレをして、
ここはマストで、など
メモして行動すると
やっぱり違いますね。

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つい買ってしまう
ハリウッドランチマーケット。
東京で買えよ、なんですが。

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高山・牧成舎の
チーズなども
いただいたりして。

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右の写真はなんとモッツアレラの
お醤油漬け。
おいしかった~。

おいしさで言うと、
実家がやってる
「かやく家」のお弁当。

なんでこんなに
おいしいのか?
自分には不思議なほど
毎度思ってしまうのでしたが、
考えてみれば
その店の味なんか、
私を育ててくれた
母の腕による
家庭の味なので、
洗脳みたいなもん
かもしれません。

子供の頃の舌ってのは
きっと人間、一生なのでしょうねえ。

今回も洗脳を受けたくて受けたくて、
まっさきに食べ、
またお土産にも「かやく家」製品を
たっぷり買い、都民たちに
喜ばれました。
(無理矢理かも)。