ありがとうTVブロス

連載中の雑誌
「テレビブロス」。
仕事の中で一番長く
続いてます。
25年くらいではないか。

担当の木下さんが、
いつも丁寧な返事を
ちゃんと書いてくれる。

そんな事誰でも
できるだろ、と
お思いでしょうか。

いやいや、こういう継続は
なかなかできない事です。

編集作業は
忙しいもの。

たとえばいつかは
こんな事を書いたのですが。

〇月☓日
仕事で福岡へ。友人Aにおいしいものでも送ろうと思い、干物と辛子明太子のセットを「都内に発送して下さい」と依頼。ついでにBさんとCさんにもと思いつき、全部で3セットを注文。喜ぶぞ、フフフ。やはりプレゼントたるもの、もらう人より贈る側の喜びの方が大きい、とはよく言ったものです。しかし、いざ支払いになったら金額が予想よりちょい割高なのに一瞬とまどいました。いや、とまどう私がまちがってたのですが。「クール便になるので、送料がお一人様1250円づつ追加です。」との事。そんなにしてましたか。そりゃそうか。もちろん驚きはおくびにも顔には出さず、見栄をはりつつ支払いをしましたが、帰り道に私はふと考えました。(これじゃ、お客がアマゾンにどんどん流れていってしまうんじゃ、、、?)。そういう私の家にも、アマゾンのダンボールがどんどんたまっている現状ですが、どんな重い物でも送料込みってシステムって、考えてみたら凄い事ですね。そういえばここ最近、街で見かける宅配の方も、もの凄く忙しそうで、なんだか疲労の気配も濃く見受けられます。などと思ってた矢先の先週、ヤフーニュースに「宅配業者が主婦のパート・一万人の募集を開始」とありました。なんだか凄い時代です。

そしてその返信がこちら。
(許諾もらいました)

ほんと見事なまでにネット通販の時代になりましたね。

と同時に、もう楽して儲けられる時代じゃなくなりました。
金を稼ぐにはとにかく働くしかありません。

確かに消費者にとって便利な世の中になりつつありますが、
同時にどれだけ働いても貧乏なままで、
「主婦1万人雇用」という呼びかけには、
そんな時代の幕開けを予感させるものがあるように思えます。

「他人の便利さを追求するために、自分が働く」
本来矛盾しているこの二つを内包したこの社会が、
今後いったいどうなっていくのかがとても気になります。

「自分の便利さは、他人の犠牲なのだ」というマインドに切り替わって、
ある程度不便を許容して、そこそこ働いてお金になる社会に
もう10年もしたら変わっていくのかもしれませんね。
今は便利さ一辺倒でしか物事を見れていませんが。

次回も楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします!


と、もはや
エッセイではないか。

好き放題書いてるように
見える雑誌ですが、
これが何十年もこんな
無料サービスも提供してきて
いたのでした。

これからも
よろしく~。

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