いかに回転寿司の世界や
B級グルメなお鮨が
おいしくなってるか。

よくわかってるつもりでいても、
ごくたまに老舗の銘店に
連れてってもらうと、
お鮨ってやっぱ
高いほどおいしいんだな、、、。
別ものなんだ、、。
と、頭をよぎります。

この店内の空気も
よーく味わっとこう
なんて思います。

しかし、難しいのが
あわび。

その固さが身上でもあるのですが
そのせいで噛んでも噛んでも
うまくお米となじめず。

どだい貝のクセに大人しくなれいっ!
うるせー!畑のもんがっ!

と、ケンカが始まる。

まるで口の中に
「ちょっと待っててくだせいっ。
 今すぐおいしいとこ探しますんでいっ!」
と、フル回転している
もう一つの職人がいるかのよう。

ああいつか一人で入って
食べてみたいな。

お鮨とゆっくり語り合いたい。
私は一番好きなネタは何なのか
本当はよく知らないんだ。
いつも適当に見つくろって
答えているだけ。

本当の答えを教えてほしい。
もういっそ
私は鮨になりたい。

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