は?

「立見席しかありませんが、よろしいですか?」
と、映画館で言われましたが、
「桐島、部活やめるってよ」を
観てきました。

よかったよ、ぜひ、観て!
と言う気にはなれない難解さだけど
もう一回観たい、、、。
座って観たい、、、。

どんなメディアであれ、作るがわは、
「視聴者の頭を
できるだけ使わせない」、
「お客さまの気持ちに添うような」、
という風な気持ちが
溢れている昨今、
どうしてこんな作品が生まれたのかしら。
すご~い。

「こんな作品ムリっすよ~」
と、止めた人もいそう。
それは私かも。

ドキュメンタリーみたいなセリフも
心地よかったし、
高校時代によくある
「は?」(若干ケーベツ混じりの)
という、なんとも言えない
ズルなあのト-ンとか、
全体的に上手すぎる。
精神的恥部にキャー、でした。

あれにはこういう意味があるらしい、
などという説も読み、
言われてみるとそうなのか、
よくそんな風に解釈できるなあ、
と感心しますが、
屋上から飛んだように
見えた人は誰だったのか、とか
なんでここで泣くんだ、
桐島に何があった?
など、あとで湧いてくる
謎も手伝って、
もう一回観たくなっちゃった。

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