汗
新宿・PITINNスタジオで
山下洋輔さんと
リハーサル。
って、すごい三行だ。
落ち着く、カンケーねえゾ!(何が)
と、ハラを決めていったのに、
いざ連弾となったら
座っただけで汗が噴出。
だら~。
(おや、汗をかいている)
と、思われるんじゃないか?と
思ったら、また汗が出る。
焦った、という漢字は
汗った、の方がピッタリくるし、
もはやこっちでいいじゃないか
と、思いました。
という自分に比べて、
いつもニコニコしている
山下さん。
怒った顔が想像できない。
顔に書いてある。
「ヘタだっていいじゃないか」。
本物のピアニストというもの、
だいたい
①根っこがおっとりしてる。
②明朗でサバけている。
③なぜか猫好き
というカンジ。
「12月に、矢野顕子さんの
コンサートに出るんですよアタシ。」
と言ったら
「アッコちゃん、怒ってないんだね!」と
笑っておられた。
「それが、ぜんぜんなんですよ。」
そう言いながら
考えた。
普通はないんだ。
なんと人に恵まれていることか。
私の課題は、
感謝のキモチを
いかにして伝えられるかだ。
なめてやるぞ~。
汗らないぞ~!