透明

先日、芸大出身のピアニストAちゃんと
知り合いになれました。

クラシックの世界では、
という話ですが。

たとえばショパンを弾いたとする。

その時ピアニストはできるだけ
楽譜に忠実で
透明でいるのが望ましい。
んですって。

聴いた人に
「またこの人のピアノを聴きたい」
と思わせるのは、
まだまだ個性的なのであり、
「ショパンを聴きたい」
と思わせる事が
一番いいのだとか。

だって、私はこう弾きたい。
というのでは困る。
ただし、この人は
忠実に弾けるけれど、
あえて自己流に
解釈して弾いている。
という作品の違いもまた、
わかるものだそうです。

そういえば
洋服のデザインなんかでも、
自由!を表現したいために
出鱈目!になってしまうものと、
デザインの基本がある人の
自由!なものでは、
遊びっぽさというか
軽さがあるものですよね。

自分は透明で、
ショパンいわく、、、、
という忠実な再現。

だからピアニストのイメージは
寡黙でもあるのかしら。

そのぶん(たまに)
不思議なドレスを
着ようというもんです。

ぞろ~っとしたヤツ。

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