ひざの猫

アビシニアンは

鳴かない・なつかない・抱かれない

と、猫の本に書いてありました。

プライドが高い。

しかし、もとはといえば

私が飼うと言いだした猫であり、

私が日々、トイレの世話もしています。


それなのに、ですよ。

なぜか毎晩、

気がつくとオットの

ひざにちょこ~んと

座ってのんびりするのです。

あの幼児退行みたいな行動

「フミフミ」もしているのです。

限定。


私にもそれをしてほしい。

なついてほしい。

しかし、

どんなに同じ席に座っても

同じブランケットをひざに

置いても、どんなにいい声で

呼びかけても、ぜんぜん私のひざには

来てくれません。


なぜだ、、、。

なぜ、いつもオットだけなんだ。

これを言うとオットが

ニヤニヤするので

さらに腹がたつのでした。


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