人声

たとえば、私が
「セミ」の鳴き声をものすごく
上手くマネしたとする。
そして
「犬」の鳴き声をしたとする。
「猫」の鳴き声ができたとする。
 
そして、みんなから
喝采を浴びたとする。
 
モノマネって結局、共感なのよねー。
 
けれども、あなたが
実際にそういう
生き物になってみたら、
聞いた時の気持ちは、
どんなですか?
 
おそらく
(そんな風に、ちまたでは思えたり、
感じたりするのはしょうがないけど、
音に含まれる、そしてそれをわかる
デリカシーは、彼女はわかってない)。
と、言いたくなるのでは?
 
セミで想像しただけでも、
なんだかそう感じます。
 
そこで私が知りたくなるのが
「ざっくりした人間の声のモノマネ」。
人間って、なんかいっつも
こう聞こえるよね~、
みたいなの。
 
言語や個性、性別に老若。
本来、人間のこっちからしたら
細かに別れてんだけど、
そこを誰かが「ざっくり」と、
太いデリカシーで
鳴き声として表現
したなら。
 
「生まれたての鳴き声」は
ナシで。
 
ざっと、どういう感じなのか。
と、こんなコンテストを
世界選手権でやってみたら
あんがい日本は
強いのではないでしょうか。

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