敵・無敵

4~5歳の男の子なら誰でも、
私たちには見えない
「敵」が見えてしまうようで、
ふだんから
「ヤッ!トウッ!」などと、
どんなに暑い日などでも、
全身汗だくで
戦ってくれています。
私はこれを見るのが
けっこう好きです。
ストイックで美しい。
 
ウチのコの
そういう時期は、
生活の中に時々
ポケモンたちが、
リビングに、路上に、屋上に
生きているらしかった。
 
それどころか、日々
繁殖してるらしく、 
ピカチュウが見えるときは、
どうやら本人はサトシであり、
肩に乗っけてるのが見えました。
 
しかし日によって、
「ピカチュウになってるとき」、
もあるので、
ごっちゃにならないように
しなきゃいけない。
 
くすくすくす。
今、幼い子を持ってる親御さんは
そういった姿を
毎日見たりして、
飽きるかもしれませんが
あれこそ、モノマネの原点!
のような姿です。
 
必ず数年で消えてしまいます。
やらなくなるのです。
「ネタとして堪能」してみてください。
 
よく「人間の90パーセントは
記憶でできている」
なんて言うけど、
その中の割はきっと、
こういった、
「無性に憧れてしょうがないもの」
でできているに違いない!
などと思います。
 
私は1.5割くらい高めの比率で
できてるかもしれませんが。

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