傑作人物

大阪でのホテルのマッサージのおばさんが
とてもステキな人でした。
６５～６歳くらいに思えましたが、
なんだか屈託なく、明るく、
気持ちのマッサージをもらえました。
 
「もと野球選手の夫と知り合ったきっかけ」
を、笑いながら話してくれ、（いい話）
なんてロマンティックなの！
と思い、その話は
テレビブロスに
書いてしまいました。
よかったらぜひ読んでね。
 
でもその続きもいいんです。
 
「ウチ、趣味はな、歌舞伎やねん」と
言います。
「つってもな、三味線を聴きに行くの。
目をつむってね、生の三味線を聴くの。
そいで目をたまにあけてもきれいや～。」
と言います。
そんな楽しみ方があるのでしたか、、。
 
私のこと、ぜんぜん知らないみたいで
「お笑いは見に行かないんすか？」
と聞いたら
「フフフ、行くよ。月にいっぺんくらい。」
「誰が一番好き？」
「たかし！」
「誰それ」
「あんなあ、フフフフ」
と言って、そのネタを披露してくれました。
今一番おかしくてたまらないのが、
横山たかしさんだそうです。
 
「書道もやってんねん。
出品してんねんな。
賞もろとるで。〇〇賞って、すごいやつ。
こないだは小泉純一郎賞もろて。
すんません、ほかのないですか、
って聞いてん。」
「なんで」
「小泉嫌いやねん。」
「はははは！」
「はははは！」

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