愛
愛とは理性。
理性的。
と、書くとウケなそうですが。
なんというか、
湧きおこるような、
「心から好きだから、
このヒトを大事にしたいの!」という
ほとばしるような思いは、
単に感情というか情に走ってるような。
しかし、たとえば
(ああ、赤ちゃんがまた、夜通し
こんなに泣くかな、なんでかな)
なんて思いながら
感情的になるのを抑え、
水が欲しいのかおっぱいが欲しいのか、
眠いっちゅーのにやれやれと想像して、
おしめを見てみたり、あやしたり、
理性的になってみる、という気持ち。
ちょっとだけ自分を殺す。
そんな「ぜんぜん自分に快適ではない行為」
にこそ溢れてるんではないかと思えます。
「自分に正直に生きたい!」
なんていう言葉は、
聞こえやリズムはいいのですが
愛からは遠ざかるような。
駅で、一生懸命お母さんに
ごめんなさい、ごめんなさいと
あやまってる、イタイケな子供を見てしまい、
大人のほとばしる感情とは
なんと邪魔なものか、
と思ったもんで。
愛とは何か、
つい感情的に書いてしまいました。