マネージャー呼び出し

事務所からの
連絡メモというものが
あります。

これを渡されて、
スケジュールなど
一度目を通すわけです。

で、こないだ私は
一瞬それを読んで
目を疑いました。

もう一度空気を深く
吸ってから、
読み返しました。

そしてマネージャーを
呼び出しました。

「田中さん、(マネージャーの名前)
あなたの字はいつも丁寧できれい。
そこはとてもいいです。
ただ、
ここに書いてある
この一行は、あの、
どどどどどういうことかな。」

「はあ、
そのまんまです。
そういった内容の
電話をいただきまして、
そのまま
書いてしまいました。」

と、低音で。

「ってことは何。
つまりこれは
本当に
そういう立場の人間から、
そういう風に言われたと」

「そうですね」(低音)

「ってことは何。」

「はあ」(低音)

「え。
つまり私はなに、
もしかしたら
そのあのあのあのやの
矢野顕子さんの
コンサートのゲストに
呼ばれるかも
しれないってこと。」

「ですね」

「私が」

「はあ」

ぎゅ

ハグしそうになりました。

 


で、今年になり、
このような
チラシに↓

大阪
サンケイホールブリーゼという
ところです!
見に見に見に来てね。

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