はじめてのおつかい

「はじめてのおつかい」に、
号泣。
見ました?
たまりませんね。
ティッシュ5枚。

私が初めて見たのは、実は
パリから帰る飛行機の中でした。
外国人の皆さんが一同に
動揺してらっしゃる姿を見て
ええ?どれ、と
再放送を確かめたとき。

日本人、なんて素晴らしい番組を
作ったのか!
と少々興奮してしまいました。

それがきっかけで
長年見てきてたのですが。

今までは
(子供の目線に立って
私は泣いてる)、
と思ってたのですが、
今回、やや冷静に号泣
できました。

実は、大人目線で
あのけなげさに
泣いているのではないでしょうか。

ちなみに
今回は愛ちゃん(18歳くらい)という
姉の目線にきました。

私も似たような立場でもあり、
(母親は子供をどーんと太く
信頼してられるけど、
姉はハラハラしちゃうんだよおっ!)
という気持ち。

私の弟はいわゆる
明るくてヨイコでしたが、
(年齢差11)

「このコは暗くて恐ろしいモノを
全く知らない」、
というのが
私を不安にさせました。

(このコがこのまんまのんびり
すくすく育ったら、ダメな人間に
なってしまうのではないか)、
という勝手な心配。
(全然そんな事はないのですが)

で、高1の私は、思いたちました。
「一緒に恐怖映画を見る!」
これしかない。

私も辛いけど、あなたは
男として強くなれる!

これから起こりえるかもしれない
人生全ての恐怖に打ち勝てる!

で、ふたりで映画館に行きました。
ホラーとスプラッターが
合体してるようなB級恐怖映画。

「ねえちゃん、もうやだ。こわい」
腕をつかむ弟を
私はしりぞけました。

しかし、帰宅して待ってたのは
父からの鉄拳でした。

「小さい子供に何しとんだ」。
う、う、
うまく説明できず。

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