デリカシー
タクシーで流れてたラジオの歌を、
なんともなしに聞いてたのですが、
あらためて意味に驚き、その歌詞を
心で反芻してみました。
かつて日本中で大ヒットした「なみだの操」
なんですが。
「あなたーの為ーに 守り通した 女の操」
と、いきなり衝撃の告白。
「今さら 人にー ささげられないわ」
と、やや挑戦的。
「あなたのー、決してお邪魔はしないから」
と、緊迫しながら、
「おそばにおいて欲しいのよ~」
本題提示。
「お別れするより 死にたいわ」
完全脅迫し
「女だから~」
と、非常識的な理由。
こんな人いないーと、
ちょっと笑いました。
しかしながら、なんというか
当時、これを歌った歌手の表情に、
どこか愛嬌が漂っていた。
あの顔に、誰もが救われた、、、、。
つまり、そこにヒットの勝因が
あったのではないでしょうか。
おそばーにおいて欲しい ような味でした。