笑顔ピアニッシモ

ジャズピアニストの中島久恵さんに、
「清水さんの弾き方は、
イマドキの若い人たちと同じで、
力で言おうとしています。
ピアノはデシベル
(音の大きさ)ではなく、
ヘルツ(空気の振動)で
聞こえる楽器です。
もっとゆるーく、弱ーく、
そおっと弾いてみましょう。
強く叩くのは簡単なんです。」
と言われ、ここのところ
できるだけ小さな音で、
そおっとドレミファソラシド、、。
と、耳を近づけて
地味に弾いてたのですが
(眠くなる)。

数ヵ月後、
ふと、ピアノが柔らかくて
とてもいい音になってました。
あら!
ぜんぜん違う!

「そういえばピアノって、もともと
ピアニッシモという意味ですもんね」
と、気の効いた風なことを言ったら、
「うーん、ピアノフォルテです、よね」。
笑顔ピアニッシモ。

最近の若者発見。 服装フォルテッシモ。

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