ふぐでアジ

女のヒトに向かって、
「おいおい、だからおまえは結婚できないんだろ」的な
冗談を言ってる男のヒトって、まだいますね。
先日もナマで見ました。
私はこれに独身時代っていうか学生時代から
むしょうに腹が立っていました。
つまらないんですよね。

「あ~あ、いわれちゃった-」とか、
「しまった、つっこまれちゃった~」、的な
小芝居をしなきゃいけない女性の身にもなって欲しい。

そうさせることがサムいですよね。
別に「できない」のではなく、「したくない」とか
「結婚が良いと思えない」という女性も
私のまわりでもホント、多いですよ。
正直な、無垢なヒトほどなぜかそうです。
でも、めんどうだから、実際、説明する気にもなれないんです。
それを正直に書いたのが酒井センセイの
「負け犬の遠吠え」という本なわけで。
何を言っても、「またまたまたまた~、悔しいクセに」、
みたいに思われる風潮に、ちゃんとあらがうのもめんどくさい。

「独身が食べる鍋ほど淋しいものはない」、
ってな冗談にも、いつも内心ふつふつと静かに腹が立ってます。
別に、一人だって味は普通にうまいですよ。
それほど精神的に複雑な食べ物でもないです。
と、たまたま女の子とふぐを食べる機会があり、
ここにアジってみました。

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