始まったよ!
今週は早朝から夜まで、ずうっとフジテレビ「ちびまる子ちゃん」の撮影です。
ついついまるちゃん(森迫永衣ちゃん)の演技のうまさに、ほろりと涙を
こぼしてしまい、何度もNGに。
「お母さんはもうちょっと冷静じゃないとダメでしょう!」
「はじめかっら泣こうとしていましたね。」
「感情的にならないで、気持ちの切り替えを優先して」
など、トトロみたいな体格のワリには冷静で鋭い監督。
がんばろうって気になります。
具体的な指示を出してくれるのは、才能がいることだと思うのです。
7回くらい撮り直しました。
ところで、家族同士が「ごめんね」、とあやまるような瞬間に私は特に弱いです。
小学生の頃でしたか、母にえらく叱られたあと、私の部屋に母がそうっと
入ってきて、「さっき私、ちょっと言い過ぎたかな、って思ったよ。ごめんな。」
と言われた事がありました。
ちょっと驚き、大人があやまってる!私が悪いのに。などと、緊張の糸も切れて
ほぐれるのか、号泣しました。泣きハラシメント。
もう明日から絶対いい子になろう、とその時は決心したりして。
今から思えば、上手な手口だったのかもしれませんが。ふふふ。
あやまる時って、他人よりも夫婦や親子など、家族のほうがずうっと
照れくさくて難しく、あんがいと勇気がいるものですよね。
自分が悪かった、と認めているときの顔ほど、家族に見られたくない
瞬間はないと思うのです。
でも「そこをよく乗り切ってきてくれたなあ!」 という気持ちは、
相手の方がびっくりするほど受け止めてくれるのかもわかりません。