五~六穀米
玄米にあずき、アマランサス、きび、キヌアそのほかいろいろ適当に入れた、
清水ミチコオリジナルブレンド「五~六穀米」。
色がついているのは、黒米を入れたためです。迫力が出ますよね。
玄米のみで炊いた味も大好きで、滋養の味が噛むほどに伝わってきます。
おかずにはやはり、納豆や野菜の煮物など、お坊さんが食べるようなものが
とても合います。昆布の佃煮なんかもいいですよね~。地味~。
なぜか会話しながら楽しくいただく!というより、
食膳に向き合って黙々と、という食べ方がずっと似合う気がします。
玄米を知ったのは、二十代にアルバイトしていたPate屋さんでのランチ。
まかないめしですね。
今でこそめずらしくなくなったスローフード等、とうにこちらでは
音も立てず、先駆けで実践されてました。
パテという食べ物を日本で初めて売りに出したお店でもあるんですが、ちゃんと
実感しながら食べ物の研究をしていく姿勢は今も変わっていないようです。
「取材、、、ホントはお断り、、、、なんですけど、、ははは、、すみません、、」
なところも、変わってなさそう。
私はこのお店に来る前は、ケーキ屋さんでバイトをしてたので、
いったいこのハイソなお宅はお子さんたちにどんなおやつを出すんだ?
近所のショップのケーキ?それとも手作りかしら?orフルーツ?
と思ってたら、小学生の二人の男の子に「じゃが芋とさつま芋をふかしたのと塩」
が出てきたので、沈黙したまま驚愕していた自分をよく覚えています。
そのよさがわかるのには時間がかかったものです。