メイクの山口さんから、
「麻布にある
一見普通の
薬局なんだけど。
たとえば熱が出たけど
即効で治したい、
なんて時に相談すると、
熱いお茶みたいな漢方を
処方してくれる。
これがホントーに即効で効く!」
と、教わったことがあり、
去年、メモしてたのですが。
おととい微熱が出て、
本番大丈夫かなあ?
と心弱り、駆け込みました。
お店のおじさんは
あまりうれしそうでなく、
「業界の人か」
と聞かれました。
はあ、と答えると
「誰に聞いた」。
「メイクさんに紹介されました」
「症状は」
「微熱と、ちょっと疲労してます。」
「急ぎか。」
「はい。」
「まずいよ。」(味が)
と、熱いお茶に
たどりつくまでの時間が
謎のシンジケートのようでした。
本当ににがい。
にがさが身体中に
しみ渡るかのよう。
「ちょっとすみません。
なんで業界の人に
優先的なんですか?」
と、飲みながらヒソヒソ聞いたら
「芸能人は、だいたい
目の前に仕事があるから
まずくても騒がない。
何ひとつ文句言わずに
さっさと立ち去る。」
とのこと。
さっさと立ち去らなきゃ。
「まずいか」
「まずいです」
「30分後に効いてくる」
「はあ」
「2000円」。
しかし、深夜までの長い収録、
とても助かりました。
効いた~!
身体軽やか!熱もひき、
食欲は出て、
まずい漢方万歳でした。