CXのクイズ番組へ。
おおいに恥もかいたけど、
めっちゃ楽しんだ。
スタッフさんからの
楽屋に置いてあった
詠み人知らず、みたいな
さりげない誕生日プレゼントが
嬉しかった。
優しいね~。
お礼を言ったら、一人一人が
「私じゃないんです」という顔。
本当にありがとう。
夕方帰宅して
親友と電話で話しこんだ。
どう頑張ろうと、
解決できないこと。
でも社会は、そして人生は
おそらく、昔から
こっちのほうが
多いようにできているのだ。
いかに「これでどうすか」と
努力しても、スッキリ解決!
とはならないようになっている、
永遠なる不思議、不満。
若い人はこれを先にわかってた
ほうがいいかもしれない。
正義って、
まかりとおらないんだぞ。
ずっと昔、私は尊敬する方から
たまたま聞いたことがありました。
「60パーセントくらいの幸せを
感じれたのであれば、
そうとう優れた人生であることを
わからなくてはいけない。
歴史的にも日々、人間は
不幸なのが本来、普通なのですよ」。
バブルの時代です。
これを聞いて私はおったまげた。
でもちょっと笑えますね。
なんてカッコつかない言葉なんだ!
でも、たしかに真実だった。
そうなるようになっている。
一度あきらめて、
次にむかうしかない
のだった。
「それでも、いいこともあったね」
と電話の相手の声。
「だって、こうして私たちは
少なくとも
こんなコトで電話してサ、
心で会話できてる。
やりきれなさで笑いあえる
カンケイって、
なかなかないよねえ。」
そうだった。
こんな降りかかった
つまらんことでもなければ
こんなトシで
手をつながれなかったかもしれない。
うすいつながりで
終わるカンケイは
山ほどあるというのに。
「人は弱いから、ひとつになれる」なんて、
歌の歌詞みたいに
たやすいもんじゃない。
人は弱いから、強がってしまう。
そこに暴力があり、
他者にダメージを与えがちなのだ。
そしてその防御のため、
心を打ち明けられる
人物を若いころから
見つけておかなくては
いけない。
そんな小さなことが
人生最大の宿題であり、
防御なのだった。
もしかしたら
一番大事なことは
他人に隠されてるのかもしれない。
防御
投稿日:2019年1月25日