ウーバーイーツ

友達が、パン屋さんでバイトを
しているのですが。

「ウーバーイーツ、ってシステム、
 すごく面白い!
 こりゃ日本人の発想にはなかったわ。」

と、言ってました。

ウーバーイーツに登録して、
「〇〇のカレーを届けてほしい。」
「〇〇のサンドイッチを3人前届けて。」
などと、オーダー。

すると、その近くにいた
運ぶ側のウーバー登録者との
タイミングさえ合えば、
自転車やスクーターで
買って届けてくれるという
システム。
普通のヒトが、です。

最近はマクドナルドとかでも
ウーバーのバッグを背負ったヒトが
だーっと並んでいる光景が
当たり前のように
増えてるんだとか。

ウーバーで一度、楽屋に
オーダーしたという知人も、
「いま、どのあたりにいる」
のかがケータイですぐわかるから、
心配なかったと言ってました。

私も一回登録して
やってみようかな。
(届ける方じゃないですよ。)
婆婆イーツ始めませんよ。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー

「ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー」
という映画を観てきました。

ご本人が知ったら
もう一回傷つくのでは、
と思うくらいタイトルが長い。

しかも案外
反逆してねーし!
老後以外、ぼっちじゃねーし!

ただ映画は、特にセリフが
すーばらしかったなー。

作家脳の不可思議さ、
帰還した兵士の終わらない残酷さ、
まさかのチャップリン登場(ビックリ)、
追体験しそうになる瞑想の魅力、
シリアスで過酷でもあるはずなのに
オマケがまた魅力的すぎる。

もう一回観たくなりました。

アウトレイジ

CSで「アウトレイジ」の再放送を
やっていました。

このシリーズには
楽しみ方が実は
二つある。

と、私は思います。

一つは、映画を普通に
楽しむ面白さ。

そしてもう一つは、
役者さんが、
それぞれ心酔できるセリフを
勝ち得た快楽を
わかちあえるところです。

おそらく役者の皆さん、
自宅でのセリフの自己トレも、
いかに快感だったかが、
見てとれます。

私だって男だったら、
配役されたならば
どんなにうれしいか
わからない。

非情な役ほど
嬉しいかもしれない。

よく自分の隠された
一面を見つけて下すった、
なんて。

「ほーお、ぬかして
 くれたもんやなワレ」。
など、皆さん、どう見ても
憧れの言い回しに
えも言われぬ輝きが
一瞬一瞬に見つけられるのです。

誰だっておそらくは一度は
ワルになってみたかった。

なのにあんがい自分は
常識の範囲で
まずまずに生きるのを選んでしまう。

そういうようになっている。

だからこそ、この機を
待っていた、という気持ちが
輝いています。

こういう文化は
これからもずうっと
スタれないのであろう
とも思いました。

ロングインタビュー

AERAの取材が
始まりました。

「始まった」というのは、
私も生まれて初めてのこと
なんだけど、
1時間半のインタビューを
全部で3回という、
超ロングインタビュー。

自分の生い立ちってものは、
誰もが自分にだけ、
なぜか面白味がみつからないもので、
えー、またゼロから話すのかあ。
と、目がうつろに
なりそうだった。

でも、取材の方が深く
調べててくださってたので、
「それはこうでは?」などと
きっかけの言葉を
パスしてくださるので、
「あ、言われれば
そんなこともありましたね!」
などと、おおいに
心理的な救いになりました。

「取り調べで、ホシが
自白するという気持ち」が
わかるときがあるのです。

「さ、今日もあなたの
過去を思い出して正直に
録音機の前で口にしなさい」、と
何回か言われ続けると、
とたんに脳みそが疲労して
シロハタをあげる。

これ以外のことなら
何でもやりますけん!

脳みそってのは
ただの繰り返し
みたいなもんに、
こんなに弱く
できてたんだなあ。
なんて。

(といって、聞かれないと
めっちゃ勝手に脳みそが
思い出してはしゃべりだすのに。)

「土を掘っては運べ。
そして一つの山を作れ。」
というのは肉体的には
過酷な罰のようで、
実は目的達成があるから
精神的には
まだいいのだそうだ。

拷問の中で、
一番気力を失われるのは、
「穴を掘っては土を山にしろ。
そのあとまたその土で穴を埋めろ」、
という目的のない
単調な作業の繰り返しを
させられることなのだ。

という話を聞いた
ことがあります。

いつのまにか
おおげさな文章になっちゃった。
拷問て。

話を聞いてもらえるだけ
感謝しろよ、
でした。

昔ばなし

小中高と
同級生だった和田君の
お見舞いに行ってきました。

武道館のチケットを
毎回、なんと50枚ほども
買ってくれる
ピアニストの和田君。

ジァンジァン時代から
よく観に来てくれて
ました。

優しくて、誰からも
好かれる人柄で、
小学校のときには、
「ミッちゃんの
 音感は面白いなあ」と
絶賛してくれ、
また私の言うことなすことに
よく笑ってくれました。

思えば私は和田君はじめ、
地元の同級生の皆さんの
おかげで下地が
できてたのですな。

など、昔ばなしに
花が咲くとはこのことか。

お見舞いだから15分で
出なくては、のはずが
ついつい長居を
してしまってました。

腱鞘炎

腱鞘炎になってしまいました。

ピアノ好きには
反面、ほんのちょっと
憧れの症状です。

ピアノの練習のしすぎで
よくおこる病状なので
「あんた!そこまでして!」と、
少々芸術的なものが
あるんですね。

しかし、
私がなった理由は
ガッカリの、
バーベルを持った時の順手。

近所のジムで
お婆ちゃんが10キロのバーベルを
当たり前に上げておられる中、
私は4キロに挑戦してみたら、
きゅっ。

いたたたた。

左手が使えないと
こんなに不便なもんかね、
と、生活の中で初めて
左の手のありがたさを
知りました。

市原悦子さん

市原悦子さんが
亡くなってしまった。

私は彼女のナレーションが
個人的に
とてもとても好きだった。

どことなく孤高な感じが
するんですよね。

ふつう、ナレーターには
みんなに話しかけるような
「親切心」というものがある。

それなのに、市原さんには
どことなく、かつ誰にともなく、
閉ざしているような
自分空間がある。

ここがよかった。

パーティなど
みんなが集結するような
明るい現場はおそらく
苦手だったのでは
ないだろうか。

結局、私は一度も
お会いできなかったのだけど、
自分勝手な思いのままに
彼女になりきってから、
という朗読などには
ある種の快感があったのでした。

モノマネってものは
いつもあとから言葉で
分析するしかないのだけど。

コロコロところがるような
あの高い声も特徴だけど、
もうひとつは
感情をコントロールする
人間性が大きかったような。

感情が高まったときに、
それを厳しく瞬時に
抑える、というのかな。

発声に、自分をみだりに
さらけ出してはいけない、
というような品の良さを
感じていました。

音楽における
リズムキープみたいな
ものでしょうか。

エチケットに
似ていますね。

自分を律する、
ということほど
清いことはないのかなあ、
と思いました。


もる

学生時代、ケーキ工房で
バイトしてたのですが、
そこにいたAさん。

時どき話を「もる」ようで、
著名人と仲がいい、
海外に店を出すかも、など、
ハデな内容の話を
多く聞きました。

数十年たったある日のこと。

Aさんの知り合いの方と
バッタリ。

(Aさん、きっと私のことももって
話してるんだろうな。。。。)
とは思ってはいたのですが、
その方が言いました。

「ミッちゃん、あいつは
バイト時代、
よく調理台の上に乗って
踊りながら歌ってたね。」

おいおいおいおい!
もりすぎや!
そんなバイトがいるか!

でもその方はまじめな
顔で言ってるので、
(信じてるんじゃ、、、)
と、こっちの笑顔が
ひきつっていました。


スリー・ビルボード

水曜日、糸井重里さんと対談を
しました。

面白かったあ。
頭いいなあ。

それなのに
聞きたいことがあったのを、
忘れていた。

いつもこうなる。

帰宅して、
寝る前にふと
イトイ新聞を読んでたら、
「映画『スリー・ビルボード』の
犯人が思い違いみたいだから
もう一回観よう」、とあった。

なんだそれは?と
どうしても気になった。

ちょうど渋谷のアップリンクで
アンコール上映をやってたので、
私はラジオ終わったら
しっかり観てやろうと。

そして、めっちゃ
面白かった!

芝居のなんとうまいことよ!
いいもの見たわ!
と思って、電車に乗った。

で、犯人はアイツでいいのよね?
最後の、ほら。

いったいイトイさんは
何を迷ってたのかね。

と、思いつつ
調べてみたら、
どうやら犯人は
違う人物らしい。
えーっ!!

深読みできるヒトが
しっかり解説してるのをネットで
読むと、そういうことに
なるらしい。

そういえば変なセリフも
ちりばめてあった。
あとをひく。
納得できないー!

いまだその深読みが
できない。

私はだいたい性格が
短絡的に
できているのです。

それなのにめっちゃ
満足しました。

ツイッター見たら、
「犯人が誰とか関係ない、
そこじゃないのだ」
という意見もありました。

それもわかる。

でもちょっと知りたい。
と、もやもやしてるのに
スカッとしてるんです。

変な映画ですね。

しかも、今あらためて
ネットを見たら
その解説してた人物は
「映画を観ないで言ってた」
んだそうだ。

もうやだ!
頭よすぎ!

もう一回映画を観たい
という気持ちだけは
よくわかりました。

点検

事務所のスタッフさんの
電話のやり取り。

「ウチはいつでもいいです!
 大丈夫ですか?」

と、あせりぎみに
言っている。

「どしたの?」と
聞いたら
エレベーターの会社の方からで、

「今日そちらに、
点検に、行くはずが、
ワタシ、いま、事故に会い、
ケガをしまして、
後日、電話して、からでも、
大丈夫で、しょうか」

とのことらしかった。

切羽詰まった声と
しかも外からみたいで、
「とにかくウチは、いつでも
大丈夫ですから!」

と、あせっていた。

な、なんてマジメなんだ!

HOMEへ戻る