友だちから
ある出来ごとを
聞きました。
「絶対内緒ね。」
「もちろんだよ。」
ところが。
聞いてしまったら
その驚きの内容に、
その晩から
口がむずむず
しっぱなしでした。
ああしゃべりたい!
誰かを
驚かせたい!
く、苦しい。
自分はなんという
しゃべりたがり屋
なのか、
身をもって
よく知りました。
次に会った人との
会話も、
頭にろくに
入ってきません。
むしろ普通の中身が
めっちゃ平凡に
思えてくるので、
「あれ」を
話したくなる。
ドカン!
と、起爆剤を
落としたくなる。
「しゃべっては
いけない。」
これで頭が
いっぱいだから
身が乗らない。
気力が不足する。
体に悪い。
ところがです。
なんと翌月、
また
「ここだけの話ね」
として、
その話を
違う人から
されているでは
ありませんか。
ワロス。
やっぱり皆
我慢できないん
だなあ。
途中から
我慢できず、
「知ってた!
やっと言える。
私にも言わせて!」
と、私も
コーフンして
2人でしゃべり合い、
驚きの確認を
しました。
やっと開放感で
満たされるという
ていたらく。
こうやって
広まるもの
なんですね。
王様の耳は
ロバの耳
の童話を
思い出しました。
長くなるけど、
チャッピーによるあらすじ
↓
「ある国の王様は、
実はロバのように長い
耳をしていました。
しかしそのことは
誰にも知られたくないため、
いつも大きな帽子で
隠しています。
王様の髪を切る
床屋だけがその秘密を
知ることになりますが、
「このことを誰にも
言ってはいけない」と厳しく
命じられます。
床屋は秘密を守ろうと
しますが、どうしても
誰かに話したくなり、
ついに我慢
できなくなります。
そこで誰にも
聞かれないように
地面に穴を掘り、
その中に向かって
「王様の耳はロバの耳!」と
叫び、土で埋めます。
しばらくすると、
その場所から生えた
草や葦が風に
揺れるたびに、
「王様の耳はロバの耳」
とささやくように
なります。
こうして、ついに
王様の秘密は
世の中に広まって
しまうのでした。」
教訓としては、
「秘密は抱え
続けるのが
難しいこと」や
「隠してもいつかは
明るみに出る」
という意味が
込められています。