浅田美代子さんと
マネージャーと
三人で「怪物」を
観に行きました。

すごい混雑。

映画の途中でピカピカ
ケータイを光らしてしまう
みよちゃん。
あせる～。
と、思ってたら今度は
私のケータイが
鳴っちゃった。

最悪のグループ。

機内モードにしてて
安心してたら、
タイマーをつけてたのを
すっかり忘れてた。

二人して映画館の
いい迷惑な怪物２頭。

帰りに台湾料理で
反省の乾杯（完敗）を
しました。

若いころ、
大阪で上岡龍太郎さんに
ライブを観ていただいた
ことがありました。

とても褒められたのが
作曲法シリーズで、
「これ自分で考えたの？」
と、絶賛してくださいました。

ある日番組で、A（仮名）さんが
私のことを
「清水ミチコって、
何もできない上、ボクに
挨拶も返さないんですよ」
と、放送でボロクソに
言い始めたんだとか。

すると上岡さんが、
「彼女はちゃんとした芸を
　作家ナシで作ってはりますよ」
と、即座にいさめて
くださったんだとか。

私は番組は観て
なかったんだけど、
その話を
色んな人から聞いて、
命の恩人のように
感謝しました。

なんて男前なんでしょう。
優しい。。

（それにしても私は
挨拶返さないなんて
タイプじゃないんだけどな）
などと思いながらも、いちおう
再会したときに
あやまりに行ったら、
「あれ、人間違い。名前間違えた！」

テヘペロて。

安心しつつも
再度じわじわと
腹が立ってきました。
今では笑い話だけど。

私も即座に誰かを
かばえるような
器の大きな人に
なれますように。

上岡さん、お疲れ様でした。

ありがとうございました。

「バナナの皮
　などでコケると、
　見てた人は笑う」

使い古された
古典的なパターン。

バナナを置かなくても、
人が転ぶと
悪気はないまま、
「思わず」という感じで
笑ってしまうようです。

決して
「ざまあみろ」
と、上に立ってる
わけでもなく、
「しめしめ」でも
ないのです。

まるで笑うように
プログラミングされてる
みたいなんです。

このパターンだけは
いったいいつ終焉を
迎えるのか。

私は昔から不思議でした。

どんなギャグでも
すぐ飽きるのに。

最近、バイデンさんが
転倒なさったニュースで、
そのすぐ背後で並んだ顔が
たくさん映ってましたが、
皆さん、「思わず」
という顔でした。

その直後に、やっと
（大丈夫？）な表情に
変わって行く。

本来、こうしたいはず
なのでした。

私はここでまた不思議を
見たような気がしました。

（まだ、アリなのか）
と。

人類は何億回
笑ってきてたんだろう。

関西弁で言うと
何バイデンねん。

（シーン）

今度の12日、ニッポン放送で、相方・飯田浩司さんと
「清水ミチコのミッチャンインポッシブル」のオンエアーです。
19:00-21:50という、３時間の長丁場で、しかもゲストは私の大好物・浅田美代子さん！

そのあと、夜10時からは
NHKの夜ドラ「褒めるひと褒められるひと」が月〜木レギュラーで始まります。

さらにそのあと深夜23：45からは、テレビ朝日　「キョコロヒー」に出まーす。

年に一度の清水ミチコ祭り。
(塩まかれたりして)
よろしくねー！

もとバイト先のpâté屋。

今年は開店から50周年。
記念に、バイトのOBたち
総勢30名ほどが
庭先に集まって、
再会し、乾杯しました。

じーん。
林さん、50年
本当におめでとう
ごさいます。

会う人会う人がみんな
いい人、というか
中身のある女性ばかりで、
人に恵まれた店でも
あったんだなあ、
と、感慨にふけりました。

私のバイト人生にも
乾杯です。

早朝からドラマ撮影。

先月、近所で
うっとりするような
甘いいい匂いがして、
なんて幸せにする
香りなんだ！
と、鼻をくんくんしながら
匂いをたどると、
この白い花は
おそらくジャスミン
と、わかりました。

茉莉花とも
書くんだけど、
きれいすぎる漢字なのに
マリハナみたいに
読めてしまう。
笑っちゃう。

私はマリハナを育てよう、
じゃなかった
茉莉花を育てようと決め、
さっそくせせこましい庭に
植えました。

楽しみできた～。

撮影してきたのは
NHKの『褒めるひと 褒められるひと』
というドラマ。

茉莉花が育ったら
香りを褒められるかな。

景気に明るいきざしが
見えてきてるそうです。

ニュースで言ってました。
（信じる）

物価高ですら
情報を知ったあとに
スーパーやなんかで
やっと実感として
わかってくるので、
まだなんとも
感じてませんが。

今年は変わった事件が
多く、またその犯行も
とても雑に思えます。

もちろん丁寧なら
いいわけでは
ないですが、
カッときやすく、
しかもどこか
やぶれかぶれに
なってるような。

経済と事件の数は
反比例するらしいので、
（確か）
早く景気も安定すると
いいな。

お台場で
「アレグリア」を
楽しみました。

強靭な肉体と
華やかな世界。
そこに流れる
もの悲しい旋律。

この陰影のバランスが
素晴らしいなあ。

決まった時の
ドヤ顔も
たまりません。

もっとして！
拍手させて！
という気持ちになります。

みよみよ(浅田美代子さん)と
MISIAと私という
おなじみ、みみみトリオで
出かけました。

イタリアンとか
買い物とかずっと
楽しかったなー。

アレグリアとは
喜びという
意味の言葉だそうですが、
まさにそんな一日で
幸せでした。

ずっと昔の話、
亡くなった方に対して
「〇〇さん、哀れ孤独死！」
と週刊誌の見出しに見かけた
事があって、
上から目線であんまりだと、
頭に来てたことが
ありました。

たくさんの家族に
看取られたって、
人間とはそういうもの
だろうに、独身と
いうだけでそんな酷い
言われ方をされる事はない。

以来、「孤独死」
という言葉を
マジで放送禁止に
すべきくらいに
思ってたのですが。

先週、週刊誌に
「〇〇さん、ピンコロ大往生」と
書いてあって、
へえ、これはいいなー
と、思いました。

ちょっとカタカナが
明るすぎかもだけど、
ご本人だって
よほど喜んでらっしゃる
んじゃないかな。

休みだ～！

楽しみにしてた映画を
朝から予約しました。

ちょっと文化的な
映画館なのですが、
観に行った人の評価が高くて、
まちがいない
現実逃避の時間を
満喫したい私にピッタリ。

そしたら
思いっきりつまらなくて
ガクゼンとしました。

途中３０分で帰ろうかな、
と、心から迷いました。

でも、こんなことで
ワガママを通すなんて
ロクな大人にならないから、
（もうなってる）
ガマンをしよう。

２時間座るだけなのだ。

できるに決まってる。

にしても苦痛だなあ。
そうだ。
深呼吸のすごいヤツ。
息を一分止めてみるか。
それによって呼吸に
集中し、今を忘れる。

はあはあ。
想像タイマーで
休みながら
５回はできたぞ。

映画はあと半分まで来た。

と、たくさん自分に
声をかけながら、
なんとかエンディング
までたどりつけました。

終わった時の喜びは
どんな名画よりも
高まりました。

それにしてもなんで
評価が高いんだ？

と思って、もう一度見たら、
まとめてあるページによって
点数なんてバラバラでした。

単に自分と合わなかった
だけなのです。

これからは
ガマンせずにすぐ
出よう。