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愛のモノマネ

投稿日:2021年5月9日

コドモのママ友だった友人と、
久々に電話。

「いまだにAさんからの
 ゴージャスな料理や
 家具やなんかの写真が
 私らに送られてくるの。
 マジでめんどい!
 っていうか、正直な話、
 自分は傷ついてしまうんだよう。

 だって、今のこういう時期の、
 感染者の方とか、医療従事者とか
 大変な人がいっぱいいるときに、
 知りあいのゴージャスさを
 興味もなく見てる、
 って、その時間だけでも
 自分はいったい何なんだ?
 って、勝手に悲しくなって、
 見るたびに、
 イタズラに傷がつくの。」

あなたはなんて
まっとうな人なんだ!
でした。

そしてこんな人は
案外多いかもしれない。 

イケてるときの
自撮りを、ヒトに送信したいって
欲望はいったい
なんなんだろう。
 
豪華な生活をするのは自由だけど、
それをアピールさせられた方は
ここ最近は、確かに、
もどかしい気持ちになる。

しかも、送信しないでとは
言いにくい。

またなんでこういう
(いわゆる)勝ち組の
人たちってのは、
わかった、わかった
よかったね!
と、言ってやってるのに、
さらにしっかり
「見せたがる」のだ?

という、話になりました。
 
だいたい明らかに
幸せそうな人に限って、
なぜかマウントを取ってこないし、
写真アピールもしてこない。

つまりは実は、
根っこの欲求不満や
不安の強さによる
解消方法なのではないかと。
 
愛は、ああ見えて
まるでお金に
ソックリに見えてしまう
ところがあります。

豪華な写真は、
愛の証拠として残る。
 
アタシの愛への保証人に
あなたがなってね。

それをより多くの人に
「報告したい」のではないか。

見た目が豪華になればなるほど、
どこか悲しい遠吠えのように
和歌山のドンファンの事件のように

何を見せられても
どこか薄っぺらい。

興味すらなくなってしまうのは
そのせいなんですかね。

 
  
 

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