欲しい本を買おうと
本屋さんへ。
そしたらいい本を
発見!
目的じゃなかったけど、
そっちを買いました。
フジコ・ヘミングさんの
14歳の夏休み絵日記。
ちょっと高かったけど、
紙質もいいし、
絵も味わいが違う。
時間が止まりました。
どうせなら、と
部屋で彼女のピアノを
流しながらエッセイを読む、
という贅沢な時間を
過ごしました。
ところが、しゃべり方を
たまにモノマネ
してるせいでしょうか。
文章が、途中まで全部
モノマネで
耳に入ってくるので
イヤになりました。
現在の彼女の
エッセイもたっぷりで、
名言もいっぱい。
私が貧乏でジャガイモのスープ
ばかり飲んでいた頃、
成功した知人たちは
おいしいものをたくさん食べて
早くに死んでいった。
あんまり人は食べ物に
贅沢をしては
いけないように
できているのだろう
とか。
おかしかったのは、
タバコを吸うんだけど、
肺には入れない。
ドイツ人にそれを話すと
それではカネがもったいない
と言われた。
ドイツ人はおカネ
ばかり基準にして考える。
など、キッパリした
痛快な言葉も
いっぱいでした。
暮らしの手帖社から
出ています。