昔、一軒のラーメン屋さんが
立ち上がるまでを
題材にした映画が
ありました。
麵はこう作るのか、とか
スープはこう、など、
「食」としても深く
見つめるような、
ディテールにこだわった
新しい作品を観た
気がしたものです。
観客も(頑張れ!)と
応援しながら
観て行くのですが、
ラストの方で出てくる
主役の「ラーメン」が
(えっ?)
と思うほど、いや、
そんなもんじゃない。
(えっ?)(えっ?)(えっ?)
と三回くらい観返すほど、
ぜんぜんおいしそうじゃ
なかったのです。
なんでここでディテールを
無視したんだ、、、、
と、謎は心に長く
刻まれてたのですが。
あとになって、
ある映画監督と
お会いする機会があり、
理由がやっとわかりました。
1985年くらいだとまだ
「フードコーディネーター」という
職業がなかったので、
助監督が作ったラーメンだから。
らしかったです。
なるほど、、、
だからか、、、、
しょっぱく納得しました。