小坂忠さんのコンサートへ。
私は音楽の「ソウル」って言葉を
よくわかっていなかった
のだけれど、
今日、小坂さんの声で
初めて目の当たりにした
気がしました。
本当にあったんだ。
職業における「音楽」と
人生の「マインド」との両立は、
神がかったように
シンプルであり、
地獄のような難問のようです。
誰もがどっちかに
大きくかたむく。
そして今日は
歌を歌わない
矢野顕子さんの
ピアノ(小坂忠さんとのデュオ)が
別格だった。
歌っていたに等しい
演奏だったけど。
ストレスレスに
育った環境の牛肉は
めっちゃうまい
と聞きますが、
才能に溺れることなく、
個人的にそうならないように
自分を放牧させてきたからこそ、
上にもならないし
下にもならずだった。
こんなことが案外
できないんじゃないかな、と
思った。
こういう現場では特に
誰もが努力したり、
腰低くしたり、
大きく見せてみたりする。
でも矢野さんは
小坂さんと対応するMCが
めっちゃ普通だったうえ、
牛肉(ピアノ)に
うま味のケタが違った。
私ね、あのコ若いころから
目をつけてたんですよ。
私は心から胸を張りたくなった。
しかも、特に国からなんの
受賞もしてないんですよ。
欲しがってもないんで
いっつも自由でいられるんですよ。
って。
心が躍った。
自由
投稿日:2018年11月27日