糸井重里さんの作詞、
矢野顕子さん作曲で歌ってきた
そういう作品を楽しむ
「ふたりでジャンボリー」へ。
すっごく面白かった~。
音楽ファンはめっちゃ多いけど、
歌ファン(作詞と曲との融合)
ってのは、
またちょっと別にいる。
そこをよくわかってくれた!
で、この二人で作ってきた
歌の話をしてから、
「じゃあ」と、
リビングにいるみたいな
感じで矢野さんが歌う。
「にぎりめしとえりまき」、
は特にきちゃった。
悲しくないのに
泣けてしょうがなかった。
いったい私はこの
歌の中に出てくる
タヌキになってるから
悲しいのか。
追いかける人間がわなのかな、
いや、違うわ。
書いた人の
気持ちに立って悲しいんじゃないの。
なーんて。
最後までわからなかったりして
どっちでもよかったりして。
結局はあの
のんきな明るい声に
やられてたりして。
それにしても
お二人とも、「重鎮」になるのを
上手に避けてこられた
みたいだった。
むしろそこにも
感動しちゃった。
作曲家も作詞家も
普通はまわりから
うんとあがめられる。
おだてられるし、
先生と呼ばれて行く。
いっそそれに
乗っかった方が
自分もまわりも
楽になる。
のでしょう、きっと。
しかし、そうではなく、
できるだけ、ふざけた風に
生きていきたい。
軽味ってものは
すぐなくなるものなのだった。
私もその船に乗っけてくれ~。
でした。
ふたりでジャンボリー
投稿日:2016年9月2日