録画しておいた
NHK「映像の世紀」を見た。
今回の放送は、
テレビが普及してからの歴史、
と見てもいい回だった。
テレビの出現によって
各国が急速に
つながった、という。
それによって
事件を知ったヒトが、
アタマにきて
また新たな事件が
どんどんボッパツ
するんですよね。
若者が、
いつの時代も
どこの国でも
すぐに立ちあがる
ということも
よくわかる映像にも
なっていた。
そんな勇敢な若者が
たくさん犠牲に
なるというのが
皮肉だ。
ちょっと笑ったのは
ボブ・ディランの歌唱。
あんな大きな
歴史的集会の
前で、フツーな
オモモチで
歌ってる。
歌詞は偉大なまま、
顔が普通。
かっけ~!
たまたま去年、
お台場・ZEPPで
彼のライブを見に行った時と
まったく同じカンジなのだった。
涼しい顔。
昔から
アジらないという。
ウケる。
結局人類は
さっと早急に
熱くなって戦う人より、
冷静な人の方が
ロックをというか、
世を制すというのか。
そんなものを
見た気がしました。
ロックミュージシャンも
なぜか息が長い人は
本当にまさに
息が長い。
ヒトを興奮させながら、
自分は興奮しないのだ。
COOLの語源は
ここにあるのか。
HOT!じゃダメ
だったりして。
さらには
ナレーションが
山田孝之さん
だったことにも
めっちゃ驚いた。
うめええええ!
おまえは60代か、
と言いたくなる。
ここもまた冷静さが
あるのでした。
映像の世紀
投稿日:2016年2月25日