友達Aが、
「Bちゃんと、ラーメン食べに行ったんだけど」
と話を始めた。
きさくなBは
関西のノリもあり、
明朗なタイプ。
食べ終わって、Aが
「あ~、おいしかった」
と言うと、
Bが「それいい?」と
聞いたらしい。
え?
と、思ってたら、
「その残ったスープ、
もらっていい?」
という意味らしくって、
丼に残ってたAのスープを
全部飲み干したんだそう。
Aはその姿に、
なんとも言えず
ゾ~ッとしたんだそうだ。
私はそれを聞いて
驚いた。
これとまったく
おんなじ話を、なんと
母から聞いたことが
あるからなのだった。
人物は変わる。
母が若い頃、
(知人の女性が残った自分の
ラーメンスープを飲み干す)
ということをされて、
ものすごくゾっとしちゃった
と、聞いたことが
あったのだった。
(あんなに
気持ち悪かったことはない)
という顔だった。
よっぽどゾッとしてたんだろうか。
私はされたこともないから
わからないけど、
Aも母も、話す表情に
ありありと
実に困った表情が
浮かんでいたのだった。
H…E…L…P….
みたいな。
2人とも、断りづらい
というのもある
のではないでしょうか。
ラーメンって、
やっぱり一人に一つの、
個人の世界のもの
なんですね。
デジャヴ
投稿日:2015年8月9日