映画「ハウスオブグッチ」を
レンタルで
観ました。
あのGUCCI一族って、
こんなファミリーだったの?
と、華麗なる
ゴージャスさとは
裏腹な人間模様に
いたたまれなく
なります。
ちっとも羨ましく
ならない。
さすがリドリー・スコット。
ヨイショなし。
容赦なし。
希望なし。
私はどんなに
絶望的になっても、
リドリー・スコット監督の
「ブレードランナー」の
レイチェル(レプリカント)に
比べたら大したことないわ、
となぐさめられてます。
そのくらいこの監督は、
残酷さがいつも深い。
痛みとか苦しみの
残酷ではなく、
絶望感や
果てない孤独。
のしあがった嫁の役、
レディー・ガガの
下品さ、超うまい。
あなたこんなことも
お上手でらっしゃるのね!?
どんな事だったら
不得意なの?
ガガと書いて我我。
ホント我が強い役で、
どんどんストーリーは
血生臭くなって
どんどんブルーに
なります。
でも最後に
クレジットで、
結局、GUCCI一族は
現在のブランドから
全員退いた。
で、
ああよかった、
だったらまた憧れられるわ、
と思わせられるほど
でした。