期待してなかった
ブーニンの映画が
とても良かったので、
エンリオ・モリコーネの
ドキュメンタリーも
続けてオットと見ました。
音楽家ものに
いい作品が多いのは、
もともと
とらえどころのない
音楽という世界と
対峙する人生
だからなのか、
人間の核となる部分が
浮き彫りになる。
メトロノームが
単調にしばらく
写し出される
オープニングも
めっちゃよかった。
あの音が
時計の針と
重なるようで、
聞く人の心境によって
せかされるように
聞こえたり、
あるいは逆に
「このリズムで
落ち着いていけ」
と、暗示的に
聞こえたり
するんですよね。
モリコーネさんの
人生の時間軸とも
重なってる
ドキュメンタリー。
大作曲家だった
だけでなく、
実験的な音を
たくさん試行錯誤
している度胸や
好きさ加減にも
びっくりしました。
マカロニウェスタン用に
書かれた曲など、
普通なら深刻で
重厚にしがちな
殺害シーンに
音の遊びを
入れたことで、
かえってその
凄みや残酷さ、
非情な雰囲気が
出ちゃうんですねえ。
西部劇は
重厚さよりも
痛快さが
命だったのだ。
なんて。
色んな音を
遠慮なく
盛り込もうね。
↓
遠慮、もりこもね。
↓
エンリオ・モリコーネ
と、覚えてください。
(客席総立ちでブラボー)