黒澤明の映画撮影に
ついての特集を
NHKBSでやっていて、
久しぶりに夢中に
なりました。
もちろんスクリプターの
野上照代さんもネタとして
楽しみだったのですが。
(こら)
監督が怒鳴るシーンとか
役者にきつく当たるところ、
秘蔵映像も満載で
見ごたえがありました。
こわい。
それにしても天才は、
まかり間違うと
孤独になりやすく、
死と隣り合わせな
もんですね。
あと、当たり前だろうけど
お金が、それも莫大な額が
ないと映画は難しいんですね。
見ててハラハラしすぎて
やりきれず、
くやしいような
気持ちにもなります。
後日こんな古本を見つけて、
即購入しました。
ラッキー!
めくってみると、
私が小学生の頃に
観た番組の
黒澤邸での椅子が
忘れられず
うっとりきてたんだけど、
それについてふれてて、
黒田辰秋という方の
作品でした。
人を見るな椅子を見ろ。
そんな格言をどうぞ。
(使えねえな)
監督二人とも、
インタビューで
「テーマは?」とか
聞かれることに
イライラすることや、
実写は莫大なお金が
かかってしまう、
でもアニメは外に出ないから
不健康になってしまうとか、
フィルムばっかり見てるから
完成の頃には作品を
見たくもなくなる、など
言葉に真があって
ホント面白かった。
いい本買ったわ~。