ラジオブースの
テーブルには、
いつもたくさん
週刊誌があって、
私はそれをパラパラしながら
話すのが好きです。
よくつっこまれるけど。
どこの局でも昔から、
読めとばかりに
大量に置いて
あるのも不思議。
中に、蛭子能収さんの
4コママンガとコラムが
連載されてる週刊誌が
あるのですが、
たまにすっかり漫画を
描きたくもなくなってる
号の時もあったり、
また翌週は
安堵したりするのですが。
特に今週は
岡本太郎展に
行ってきたとかで、
蛭子さんは
それを見終わったあと、
急に無性に何かを
描きたくなって
紙とペンを探した、
といった一文があり、
人ごとながらとても
嬉しかったです。
芸術ってこういうところが
あるんですねえ。
感性に訴えることが
できるという。
亡くなってもなお
人の背中を
押すだなんて、
情熱は消えない
ことになるんですね。
本番中に一人で
静かに感動
してしまいました。
(ラジオに集中しろよ)