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古代想像

投稿日:2022年10月13日

こないだ電車で、
曲を作り始めたのを
メモしてたら、
面白くて
夢中になってしまい、
うっかり一駅
乗り過ごして
あわてました。

帰りはまた、その歌の
(ここをこうしたらどうか)
と、思い直してたら、
また一駅乗り越してて、
一日に二回も乗り越すなんて、
自分は本当にバカなんじゃないか
と、思いました。

でも、夢中になれることが
こんなことしかないので、
すごい幸せと充実感で
自分を責めず。

逆にこういう瞬間のために
生きているんだなあ
と、思いました。

もしも「夢中になれること」を
売ってたら、一時間一万円でも
買う人いるかもなあ。
です。
いや、安いか。

若い人はわからないかも
しれないけど、
どんどん色んな理由ができて
「欲」ってなくなっちゃうんですよ。

制作欲などはとくに早くて、
食欲、睡眠欲、金銭欲など
野性的なヤツしか残らない。

作曲をオファー
してくれた人には
感謝しかないです。

オファーする側には
そんな気持ち
(いっさいないんですけど)
みたいな顔だったけど。

おもしろくて
しかたない。

おそらく古代から、
現実逃避とは
誰にもめっちゃ甘美なもの
なんでしょうね。

「仕事として」なんて
命じられたら、
どんなに顔に出さずに
その時間に浮かれてたこと
だっただろう。

と、古代の人間を
重ねて想像しました。

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