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ロングインタビュー

投稿日:2019年1月18日

AERAの取材が
始まりました。
「始まった」というのは、
私も生まれて初めてのこと
なんだけど、
1時間半のインタビューを
全部で3回という、
超ロングインタビュー。
自分の生い立ちってものは、
誰もが自分にだけ、
なぜか面白味がみつからないもので、
えー、またゼロから話すのかあ。
と、目がうつろに
なりそうだった。
でも、取材の方が深く
調べててくださってたので、
「それはこうでは?」などと
きっかけの言葉を
パスしてくださるので、
「あ、言われれば
そんなこともありましたね!」
などと、おおいに
心理的な救いになりました。
「取り調べで、ホシが
自白するという気持ち」が
わかるときがあるのです。
「さ、今日もあなたの
過去を思い出して正直に
録音機の前で口にしなさい」、と
何回か言われ続けると、
とたんに脳みそが疲労して
シロハタをあげる。
これ以外のことなら
何でもやりますけん!
脳みそってのは
ただの繰り返し
みたいなもんに、
こんなに弱く
できてたんだなあ。
なんて。
(といって、聞かれないと
めっちゃ勝手に脳みそが
思い出してはしゃべりだすのに。)
「土を掘っては運べ。
そして一つの山を作れ。」
というのは肉体的には
過酷な罰のようで、
実は目的達成があるから
精神的には
まだいいのだそうだ。
拷問の中で、
一番気力を失われるのは、
「穴を掘っては土を山にしろ。
そのあとまたその土で穴を埋めろ」、
という目的のない
単調な作業の繰り返しを
させられることなのだ。
という話を聞いた
ことがあります。
いつのまにか
おおげさな文章になっちゃった。
拷問て。
話を聞いてもらえるだけ
感謝しろよ、
でした。

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