ブルーノートに
矢野顕子さんのトリオを
聴きに行きました。
なんと、MISIAさんと
ご一緒。
いつかの私の
武道館公演では
オープニング(MISIAさん)と
中盤(矢野顕子さん)とで
出ていただいた、
私にとっての
最強なDIVAのお二人。
なのに、二人ともものすごく
可愛い。
きさくなのだった。
ところで私は、
次のツアーに向けての
ネタを書いてるんだけど、
ついつい張り切って
凝ってしまったものほど
よろしくない。
捨てていい。
今日の演奏も
まさにそうだった。
そぎ落とすことが
できなければ
「私の努力見て~」
だけで終わってしまう。
じっさい、そんな
ライブは多いかも。
人は案外
シンプルなものを
見たい。
なのに、そういうことは
なかなか難しいという。。。
凝った芝居なんかは
特にそうで、人を
ものすごく疲労困憊させる。
ややこしい、、、。
サービス精神というもの、
時に武装になって
しまったりして。。
著名なミュージシャンでも
飽きさせまいぞ、
などとしたとたん、
ビックリさせたがったりするのか、
人はただのラーメンを食べたいのに
ウニやカニなど、
もっと特別な良きものを
上に置いてみたりして。
客席は拍手はするけど、
もはや一番大事なものが
見えなくなっちゃってる。
シンドい。。
何かを表現したい人がいたら、
きっと、きのうみたいな
矢野顕子さんのライブ、
それが無理なら
ドキュメンタリーのDVDを
(とくにSUPER FOLK SONG)
観るとすごく勉強に
なると思う。
売れたい、
喝采が欲しい、
見返したい、
誉められたい。
そっちのイケそうな魔力に
見向きもせず、
自分は何がしたいのか、
って、そういうものに
まっすぐ自分からつまづきながら
向かって行く。
私は何度観たことか
わかりません。
SUPER FOLK SONG
投稿日:2016年8月18日