おいで

夜中や明け方、私の寝床に
ふいにやってくる飼い猫。

肉球が皮膚に冷たい。

毎度のことです。

夢の中で、
これと混同したのか、
ベッドの近くで
よしもとばななさんが
寒そうにしていた。

私は
(ああ、これは
ちょうどよかった。
いつもばななさんへの気持ちを
うまく伝えられなかったから、
ここで頭や腹をうんと
撫でさせてもらおう、
そしたらわかるわ)。

「おいで」、と
布団をあげてまねき入れるところで
目が覚めました。

「おいで」って、
人に対して
めっちゃ失礼だけど、
それも実際の気持ちだった。

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